雪組公演「星逢一夜」感想※長いやつ | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

雪組公演「星逢一夜」感想※長いやつ

雪組のお芝居は百姓一揆の話だと聞き「宝塚で…!百姓一揆…!?」と動揺を隠せませんでしたが、実際観劇すると泣けるとの前評判通り早霧せいなさん、咲妃みゆさん、望海風斗さんのゴールデントリオのお芝居に泣かされっぱなし。こんなに終始涙が出る宝塚作品は久しぶりです。登場人物誰も悪い人出てこないのに…なぜこんなに切ないラストなの。・゜・(ノД`)・゜・。こんな美しい物語を紡ぐ上田久美子先生って本当にすごい方です。
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で、私のパソコンのデスクトップ今これです。

ザ・宝塚なゴージャスでお金がいっぱいかかった海外が舞台の作品ももちろん素敵だし大好きだけど、日本人の私たちの心情にこんなに訴えてくるしみじみ良い作品を大好きな雪組で見ることができるなんて。

大好きなちぎちゃん(早霧さん)の感情を殺した哀しそうな表情や場面ごとの音楽、登場人物が喋る九州の方言や、LEDを駆使した蛍の演出などなど、どれも本当に本当に美しく心を揺さぶられます。

もうすっかり上級生なスターたちが子役から30代まで演じ切るのも珍し可愛くて、観劇1回じゃまだまだ目が足りません。

ちぎちゃんが美しくて素晴らしいのはもちろん、相手役のみゆちゃんの演技にも泣かされるし、だいもん(望海さん)の演じる源太のどこまでも優しい男前っぷりは和製アンドレのよう。

次回は雪組観劇時のお楽しみ、いつも芝居心抜群な真那春人さんと彩風咲奈さんも細かくチェックしたいし、その後のショーもとっても良かったのにお芝居の余韻強すぎてうろ覚えなのでヽ(;▽;)ノ幕間で気持ちを切り替えてあと何回かちゃんと見なくてはいけません。大好きな雪組ですもの。

そうそう、昨日のショーで珍しいハプニングがありました。蓮城まことさんの長いソロの歌の間、マイクがずっと入らなくて客席がザワザワ。それなのに表情ひとつ変えず、きっちりキザって、場を持たせて帰っていくきんぐ(蓮城さん)にプロ男役魂を感じました。客席からも応援の手拍子が。こういうの、宝塚らしくてすごく暖かいなぁとほっこりしました。

そして、探偵SAGIRIの原案や歌劇のコラムなど、舞台の外でも才能が煌く娘役・早花まこさん。お芝居では主人公の母役で場面を引き締めて、ショーでは可愛い笑顔ですぐ目の前にいらっしゃってとっても感激でした!

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昨日は可愛い可愛い後輩アナ、まきこちゃんと2人で号泣。観劇後はすぐに移動しなきゃいけなかったのに、どうしても感動を分かち合いたくてギリギリまで一緒にお茶してもらいました。まきこちゃん、嬉しいお誘いありがとう!

よーし、今日の雪組観劇も感動するぞ!感動するぞ!感動するぞ!泣くぞーーー!笑