エリザベートつづき
前回つづき。
ヅカファンなら感動したお芝居の後で明るいフィナーレが唐突に始まり感情が追いつかない経験の10回や20回おありかと思います。
そこらへんいくと、エリザベートは余韻にひたりつつフィナーレへ移行でき、更に感動できるという素晴らしい演出。
フィナーレの幕開けは、フランツ(エリザベートが死ぬまですれ違い続けた夫)役の2番手スターがセリ上がって歌い始めるのですが、
このときの歌詞ときたら!
公演のサブタイトルにもなっている「愛と死の輪舞(ロンド)」を歌うのですが、この曲は黄泉の帝王トートがエリザベートへ向けて上から目線で歌うもの。
劇中では何度も、トートは一人称を「俺」、エリザベートのこのは「お前」と呼びかけ歌います。
それがですねー、心優しいマザコン皇帝フランツ様は「僕」、「あなた」と言い換えて歌うのです。それだけで印象が全く違う、それはそれは優しい歌に変わるわけですよ!
あぁ…この人もこの人のやり方でエリザベートを愛した不器用で可哀想な人なんだなぁ…。・゜・(ノД`)・゜・。と観客がフランツに初めて感情移入する瞬間なのではないでしょうか。
フランツは実在の人物なので伝記などの書籍もたくさんあるのですが、
「私がどれだけあの女性を愛していたか、君たちにはわかるまい」
ってエリザベートの死後、末娘夫婦に語ったんですって。
この言葉を知ったらフランツの歌う「愛と死の輪舞」がまた味わい深いものに変わりました。
そんなこと考えてたら大階段でてきてパレード。
人の命を奪って弄ぶのが仕事の黄泉の帝王トート様が、このときばかりは大きな羽をつけてにこやかに登場。
客席は手拍子!
恍惚感すら感じる一体感がここにあります!
宝塚はこうでなくては!
素晴らしゅうございました。
長い更新、お付き合いありがとうございました。
このブログのためにテレビ画面を写真に撮りすぎたためLINEのスタンプ代わりに使ってみてる。。。
えへ!
ヅカファンなら感動したお芝居の後で明るいフィナーレが唐突に始まり感情が追いつかない経験の10回や20回おありかと思います。
そこらへんいくと、エリザベートは余韻にひたりつつフィナーレへ移行でき、更に感動できるという素晴らしい演出。
フィナーレの幕開けは、フランツ(エリザベートが死ぬまですれ違い続けた夫)役の2番手スターがセリ上がって歌い始めるのですが、
このときの歌詞ときたら!
公演のサブタイトルにもなっている「愛と死の輪舞(ロンド)」を歌うのですが、この曲は黄泉の帝王トートがエリザベートへ向けて上から目線で歌うもの。
劇中では何度も、トートは一人称を「俺」、エリザベートのこのは「お前」と呼びかけ歌います。
それがですねー、心優しいマザコン皇帝フランツ様は「僕」、「あなた」と言い換えて歌うのです。それだけで印象が全く違う、それはそれは優しい歌に変わるわけですよ!
あぁ…この人もこの人のやり方でエリザベートを愛した不器用で可哀想な人なんだなぁ…。・゜・(ノД`)・゜・。と観客がフランツに初めて感情移入する瞬間なのではないでしょうか。
フランツは実在の人物なので伝記などの書籍もたくさんあるのですが、
「私がどれだけあの女性を愛していたか、君たちにはわかるまい」
ってエリザベートの死後、末娘夫婦に語ったんですって。
この言葉を知ったらフランツの歌う「愛と死の輪舞」がまた味わい深いものに変わりました。
そんなこと考えてたら大階段でてきてパレード。
人の命を奪って弄ぶのが仕事の黄泉の帝王トート様が、このときばかりは大きな羽をつけてにこやかに登場。
客席は手拍子!
恍惚感すら感じる一体感がここにあります!
宝塚はこうでなくては!
素晴らしゅうございました。
長い更新、お付き合いありがとうございました。
このブログのためにテレビ画面を写真に撮りすぎたためLINEのスタンプ代わりに使ってみてる。。。
えへ!