花組公演「ファントム」 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

花組公演「ファントム」

心が疲れた夜は決まって宝塚スカイステージ鑑賞。。。。今夜は大好きな演目に元気をもらおうと思います。

3度目の再演だった2011年の花組公演「ファントム」。

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今から10年前の宙組の初演を観た私は…今日まで宝塚の解けない魔法にかかってしまっているという私にとってキッカケの特別な公演です。

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そんなファントム。オペラ座の怪人、宝塚バージョン。

もちろんこの公演も観に行ったし、この公演のチケットを番組でも紹介したりしてとっても思い入れのある公演です。

久しぶりにスカステで鑑賞。

初演に10回通い、実況CD、DVDも合わせたら100回以上聴いたり観たりしていて完コピしているので、初演再演の違いを見つけてひとりでムヒムヒするのが楽しい♡

初演の和央ようかさんのファントムと再演の蘭寿とむさんのファントムはほとんど同じセリフなのに佇まいが全然違ってびっくり。

当時、狂気を孕んでたクールで不器用な和央ファントムにゾクゾクしたのを覚えてますが、蘭寿ファントムは人間らしい優しいファントム。

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ファントムがオペラ座の公演リハーサルを邪魔する場面も、団員を殴って打ち負かしてた初演に対して、可愛い団員にキスしたり足を引っ掛けたりしていたずらする再演の演出の違いがとても楽しかったです。

でも、宝塚の「ファントム」の見所は怪人の悲哀でも、クリスティーヌとの恋でもなく、親子愛なのだと、私…場面ごとの涙の量で悟りました。

涙の降水量MAXであろう、実はお父さんでした、のシーン。

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良い。掛け合いが本当に文句なしに良いです。何度観ても泣けます。カタルシス!!!

私はこのシーンが1列目で観たくて、あらゆる手を尽くし社会人最初のボーナスのほとんどを宝塚のチケットに使った記憶。

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あー、ファントム死んじゃった。・゜・(ノД`)・゜・。悲しい。
深夜だけど誰かに電話したい位悲しい。カタルシス再び。


今日、なんだか不甲斐なくて悲しくてもっとお仕事頑張らなきゃと思いながら帰宅したのですが、宝塚の仮面のトップスター様から癒しをいただいたのでこのあと安眠できそうです。。。。

明日からまたがんばろ(´-`).。oO