私が一瞬で恋に落ちた、宝塚のあの場面 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

私が一瞬で恋に落ちた、宝塚のあの場面

質問デーに「ミホネンさん」からいただいたベストクエスチョン、


「私が一瞬で恋に落ちた、宝塚のあの場面」

長文ですが、思いの丈を書き綴りたいと思います。


こんなに宝塚に夢中になるきっかけになったのは・・・

2004年の「ファントム」宙組公演。

オペラ座の怪人・宝塚バージョンです。


すずはなにっき

これ、その日の画像です。

母にムリヤリ連れて行かれたバスツアーで(笑)

2階席だったんですが、、、、


主演の和央ようかさんが本当に素敵で

まばゆいオーラは2階B席までバッチリ届きました。


どこまでもせつないストーリーと

どのあたりがファントムなんですか、とつっこみたくなる程かっこよい

和央ようかさんの仮面の王子様ぶりにオペラグラスが手放せず。


公演を見た帰り道から何かにとりつかれた様になり

もう頭の中は宝塚のことでいっぱい。。。。


きっとハマっちゃう人の初・観劇ってみんなこんな感じなのでは。


あんな衝撃は恋愛でも受けたことありません。


翌日から私がとった行動、それは・・・・・


今度は最前列で見る!!!!!

あわよくば和央さんと目が合いたい!!


との熱い思いをたぎらせて

ネットオークションでチケットを競り落とす日々。

最前列・・・5倍くらいに値段跳ね上がっちゃってました。

大人気トップスターの当たり役公演となれば当然。

実際、和央ようかさんは、

この公演をきっかけに退団を決意したのだそう。


そのころ、奇しくもボーナス直後だったため・・・

ちょっと金銭感覚も狂い(笑)、

勤務表とにらめっこし、お休みの日の最前列のチケットを

昼&夜2公演続けて競り落としたり。

計14回、最前列で観劇しましたハート②全部ヒトリで!

当時、彼氏いなくて本当によかったと思います。

デートそっちのけでそんなことしてたら絶対イヤでしょうし。

その都度、入り待ち&出待ちもしましたよ。

いやー、後悔してません。


だって何度見ても感動が違うんです。舞台って生ものですから。


一列目は衣装の衣擦れの音まで聞こえるし、

ラインダンスの振動まで伝わってくるし、

マイクをつけていない下級生の声も聞こえる!!


終演直前の幕が閉まる瞬間、いてもたってもいられず

「たかこさん!(←和央さんの愛称)」と手を振ったら

ニッコリ笑ってこちらに手をふってくれ、

キュン死ってこういうこと、、、とティーンの気持ちが理解できたり。


ほんと、あれ以上の感動はその後の人生においてありません。


そして、質問にあった

「私が一瞬で恋に落ちた、宝塚のあの場面」


・・・・・・


ひとつにしぼるのって難しいですね。



すずはなにっき

余談ですが、

私は子供産むならゼッタイに女の子、

そして「すみれちゃん」と名づけ

小顔になるよう心を配り、

バレエと日舞を習ってもらい、

タカラジェンヌ(娘役)にしとうございます。


話がそれました。


一番感動した場面、それは!!


オペラ座の支配人・キャリエールが

主人公のエリック(ファントム)に親子の名乗りを上げるシーン。 


私の説明なんかより くわしくはこちらで 。 


あのシーンを見て泣かなかったことはないですね・・・


感動のあまり隣の席の奥様と仲良くなり(笑)、

そのまま感動を語り合いにお茶しにいったほど。

スーパー人見知りの私がですよ。


「宝塚はね、エステと同じ効果があるのよ!!」と

20は年上だろうその女性は

少女のような表情で嬉しそうに語ってくれました。


私もホント、そう思います。

観劇でしか得られない独特な「キュンキラキラ」は、

どんな美容液より肌を活性化させてくれるのではないかと。


現実には絶対いない魅力的な王子様にうっとりしたり

娘役が演じるお姫様の気高いオーラを浴びたりすることが

美容に良くないワケがない!と観劇するたび思うのです・・・。