新刊『はるなつあきふゆクロとシロ』、



4/27から、

えほんやさんで

サイン本販売

してくださっています❣️





えほんやさんのウェブショップでも💖




デスクで仕事をしていると

いつも邪魔するアラン🐾


サインしている時、

あれ❓邪魔しに来ないなあと思ったら…



いた‼️びっくり 真後ろに爆笑


視線の圧が強いっ泣き笑い




サイン本ではないですが、


昨日サントムーン柿田川にお買い物に行った

ついでに本屋さんを覗いて見たら、


マルサン書店さんと長倉書店さんで

面出し(表紙が見えるように陳列)

してくださっていました


ありがとうございます💖




マルサン書店さん


長倉書店さん




クロとシロの絵本は、


「ユニバーサル絵本」

と帯やあとがきに書かれているように、


内容は一般的な幼児向け絵本なのですが、

絵本を読むことに困難があるお子さんにも

楽しんでもらいたくて、

少〜し工夫をしています。



まずは背景の色。


白い背景に黒い字だと

背景がまぶしくて見にくい

感覚をもつ方がいるので、

クリーム色にしました。


背景色と文字の読みやすさを、


数種類の用紙クリーム色の濃さ

変えて比較して決めました。

👆

左上は、クリーム色の用紙が

使われている絵本。


左下2枚

「はるなつあきふゆクロとシロ』

の色校(試し刷り)数種類のうちの

最終候補2種類。


は、一般的な白い用紙の例として

『すずちゃんののうみそ』です。




もう一つの工夫は、

UDフォント

(ユニバーサルデザインフォント)

を使っていること。


フォントを使っているメーカーが、

文字の太さの強弱や形などのバランスを

整えて、

ディスレクシア などがある

お子さんが読みやすいように

デザインされた書体です。


ディスレクシア の方は、

文字の線の強弱がある明朝体は

文字の形を認識しにくい方が多いようです。


また、「き」や「さ」は、

活字だと「ち」などと見分けが

つきにくいので、


手書きの時のように、

一画一画離れている形のものを使っています。



上・クロとシロの絵本 / 下・すずちゃん絵本


そして、知的障害のある

すずのような子も

ことばのリズムを楽しめるよう、


オノマトペを多用し、手拍子しながら

ずっと4拍子で読める文章にしています。


そして、障害のあるなしに関わらず、

みんなに

モノクロの絵本

色や季節を想像しながら

楽しんでほしいと思っています。



とは言え、

全部が全部こうした工夫をした方がいい

ということではなく、



多数派の人たちにも

少数派の人たちにも

見やすくて楽しい絵本が、

数ある絵本の中にいくつか

あってもいいなあ〜と思うのです。

(詳しくはあとがきに綴っています)


そんな、

ユニバーサルデザイン

(より多くの人にとって良いデザイン)

という考え方が、

いろいろなものづくりに浸透してほしいです✨



岩崎書店の紹介ページ




お近くの書店で

ぜひ、手に取ってご覧ください。


(お店になくても、注文していただければ

どの書店さんでも無料でお取り寄せが可能です)