絵本『すずちゃんののうみそ』の
紙吹雪は、
自閉っ子特有の記憶と感情を
表しています。
視覚優位、カメラアイと言われるように、
目から入ってくる情報は過多で、
その内容も思い出すタイミングも
コントロールできず、
いいことも嫌なことも、
すべてを記憶してしまって
忘れることができず、
いつフラッシュバックするかも
わからないもの。
すずのようにしゃべらなくても、
その記憶やその時の感情は
確かに存在していて、
紙吹雪のように、
美しく、悲しく、
ひらひらと舞っている。
そんなイメージで
絵本のあちこちに
描かれているのですが、
詳しくは三木葉苗さんが
アトリエBonamiホームページに記載している
ことばを読んでください✨
↓
こののうみその絵を見た時、
何の説明を受けなくても
すずの記憶や感情のイメージと
ピッタリ重なって感動したのを
昨日のことのように覚えています
そして、日々の暮らしの中で、
「わあ、すずの記憶や感情の紙吹雪は、
本当に一つも損なわれることなく
ふわーっと舞っていて、
ふと舞い降りてきたりするんだ」
と感動することがあります
昨日のデイのお迎えの時がそうでした。
デイの駐車場の前を通る車から、
「お母さーん❗️すずちゃーん❗️」
という声が。
よく見ると、
2歳児クラスの時にお世話になった、
絵本の舞台の保育園の担任、
N先生です❣️
N先生と。泣いてばかりの2歳の頃。
幻のツインテール💕
↓
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
N先生、今は
すずの通うデイのすぐそばの保育所で
働いているそう。
通る時間帯がいつもは違うので
はじめて会ったのでした。
「すずちゃん、覚えてないよねー」
と言うN先生。
小1以来会っていないので、
8年ぶりです。
でも、
すずは、すぐに
わかったようでした💖
先生が声をかけると、
はにかんだような、
でも知らない人には見せない
穏やかな笑顔で拍手👏したのです‼️
↓ 拡大すると、この表情💖
「あー❣️N先生〜。久しぶり💖覚えてるよ」
という表情。
N先生も大喜び。
最後は、タッチしてお別れしたのでした。
その後、車の中でも、
👩「N先生だったね〜。うれしいね〜」
と声をかけると、
👸🏻「ふふ〜💕」
と声を出して笑ったのです💖
2歳の時の思い出の紙吹雪が
ふわ〜っとすずに舞い降りた
瞬間を見た思いでした。
こういう瞬間を共有できることが
すずのようなことばを話さない子を
育てていて感じるささやかな幸せです✨
会えてよかったね。
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