2022年10〜12月の
毎週月曜日、

静岡新聞 
📰

夕刊コラム「窓辺」
を執筆させていただくことになりました✨


静岡新聞社の許可を得ましたので、
紹介させていただきます。



 

【窓辺10】
自閉症の視覚優位と記憶

2022.12.5





発語のない

言語理解力も2歳未満のすずと、


どうやって意思疎通して

暮らしているんだろう❓


と不思議に思われる方も

いらっしゃると思います指差し



もちろん、

複雑なことは

伝え合うことはできないのですが、


意外とコミュニケーションが

取れるのは、


視覚優位


という自閉症スペクトラムの特性の

おかげかもしれません。



👇記事にある、アイスが食べたくて

 病院に入ろうとした話




言葉で伝えてもわからないことが、


写真、絵、動画で見せ、

実体験すると、


時には定型発達の人よりも早く

しっかりと記憶され、


次に同じことをするときに、

パターン化、ルーチン化されて

できるようになるのです。



気をつけなければならないのは、

視覚優位だと、


良くも悪くも

本人の理解度、ストレスに直結

するので、


見せる、見せないを意識した

環境をつくること。




見ると反応して動き出してしまう

自閉症の特性

ビジュアル・ドライブ

と言いますが、



まさに、すずも

見えると同時に稼働‼️

するので、


見せないことも大切なんです。




認識してほしいスケジュールなどは

目につくところに配置する、


覚えてほしいことは

同じように繰り返し見せて

記憶に焼き付ける、


触ってほしくないものは

見えないようにする、


というように、

生活の中で工夫していますおねがい




👇見せる工夫

 クリスマスを理解した話



👇見せない工夫

  ビジュアル・ドライブの話






それでは、また来週👋


↓窓辺11