毎年3月になると、
わが子の障害や支援学校(学級)への
就学を園児さんにどう伝えたらいいか
悩んでいたという保護者の方から
「絵本『すずちゃんののうみそ』を
園で読んでもらい、寄贈しました❣️」
というご報告をちらほらいただきます。
「卒園する時に読み聞かせしてもらって、
保育園(幼稚園)に寄贈しました❗️」
「こんな伝え方があったなんて❗️」
「子どもたちは真剣に聞いてくれて、
◯◯ちゃんと一緒だね❣️
離れても友だちだよって
言ってくれました❣️」
といったうれしいメッセージを添えて😭
すずが公立保育園を卒園するとき、
みんなと同じ近所の小学校ではなく、
特別支援学校に行くので、
保育園のお友だちや先生にお礼と、
へんてこりんなすずちゃんの謎(障害)
のことをちゃんと言いたいなあと思って
書いたお話が『すずちゃんののうみそ』。
2016.3.18に自費出版の紙芝居を作り、
原画展や口コミで拡がり、
岩崎書店さんが目にして
絵本として出版してくださったのが
2018.1.18。
私が自費出版の
紙芝居『すずちゃんののうみそ』を
保育園で読んで寄贈させてもらってから
もう6年も経つんですねえ…
卒園する3日前に
保育園で読ませてもらったこと、
謝恩会で保護者のみなさんにも
読ませてもらったことは
昨日のことのように思い出され、
花粉症の眼がますます真っ赤になります。
↓卒園式の3日前
すずは4月から中学生。
相変わらず2歳未満の知能で、
ゆるやか過ぎる成長曲線を
よろよろと描いています。
身体が大きくなり、
思春期らしい心の動きや身体の変化
(本人には不快なことも多い)もあり、
介助の難しさは増しています😓
でも、卒園して6年、
すずちゃんのお話を
同じように卒園のご挨拶に利用してくれる
保護者の方がいること、
すずが周りの方の理解のおかげで
保育園のときと変わらず
地域で笑顔で過ごせていること、
居住地校交流や地域のイベントなどで
ときどきだけど園のお友だちと会えることは、
卒園時には想像できなかった日々で、
困難が多いながらも
毎日笑顔で過ごせています。
これまで関わってくださった方
すべてに感謝です。
環境が大きく変わる小学校への就学。
まして障害があるお子さんだと
不安もことさらだと思います。
わが家もずっと保育園に通いたい!
なんて言っていましたが、
小学校でも小さな成長を感じる
楽しい日々を過ごすことができました。
この春卒園される園児さんと
そのご家族にとっても、新しい生活が、
楽しく健やかで穏やかでありますように🙏✨
卒園するみなさん、ママパパ、
おめでとうございます🎊
機会がありましたら、
卒園シーズンの絵本として、
読んでいただけたらうれしいです。
※『すずちゃんののうみそ』のサイン本は、
「えほんやさん(三島市にある絵本専門店)」
ウェブショップでお買い求めいただけます。
「〇〇さんへ 〇〇保育園のみなさんへ」
などもご希望があればお書きしますので
ショップの備考欄にご記入ください。
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