Instagramで知り合った、

放課後デイサービスを経営されている方から、


絵本『すずちゃんののうみそ』は、
デイに置いて、スタッフみんなに読むよう
勧めています。

絵本の中で、健常なお子さんたちが
竹馬に乗っているのを見て、
みんなに「すごいね」と言うシーン
がありますが、


そのときのお母さんの心境は
どうだったのだろう❓と思いました。

悲しさとかつらさがあったのかなと
想像しますが、いかがですか❓


と質問をいただきました。



サムネイル

これは保育園最後の運動会のシーン
ですが、このときは、

悲しさやつらさはまったくなく、

すごーい‼️
みんな本当にすごーい‼️

という思いで、
わが子の成長のように
感動していました。


ただ、それに至るまで、
また、今でも、

あー、すずが健常(定型発達)
だったらなあ…
という憧れに近い気持ちはあります。

でも、比べることをやめて、
わが子そのままを見て
いれば、
つらさも減るかもしれません。


健常児さんと、

障害のあるわが子の違いを見るのがつらくて、


人に比べられるのがつらくて、


あまり連れ歩かないとか、

居住地校交流に行かないとか、

たとえ相手が子どもでも

「なんでしゃべれないの❓」などと

聞かれるのがつらい、


という親御さんは

たくさんいらっしゃると思います。


その気持ちもよくわかりますし、

そう感じて浮上できない時期が、

自閉っ子ママパパなら

誰しもあると思います。




でも、


すずはこういう子、

他の子どもたちもそれぞれこういう子、


と一人ひとりを見て、


違いは認識するけど比べない、

という意識をもつと、


つらさというよりは

純粋に健常児さんを見て、


わあ、

もうそんなことも

できちゃうんだ〜、

超うらやましい‼️


という憧れの気持ちになってくるんです。


よくパパと、

健常児さんって高性能だねえ❗️

よくできてるね、人間って❗️

と話したりしています😅

素直にそう感じます。



だから、年長の運動会では、


すずが他の子と同じようにやれない悲しさや

それを目の当たりにするつらさは、

全然なかったのです。



そりゃあ障害があるとわかってから

たくさん泣きましたし、

今も子育ての難しさには泣きますけど、


健常児さんと比べて

悲しさやつらさを感じることは

今はありません。


(特にすずは、最重度知的障害のある自閉症で、

 比べようがないくらいできることが少ないので😅

 高機能なお子さんほど比べがちもしれませんね)




最後に、


私の心情と同じだ❗️と感じることばを

2つご紹介します。



1)

エミリー・パール・キングズレイさんの詩、

「オランダへようこそ」

(日本ダウン症協会サイトより)

 ※ページ下部「先輩からのメッセージ」

JDS子育て手帳「+Happy しあわせのたね」 | 公益財団法人日本ダウン症協会日本ダウン症協会が贈る小さな子のいる親のための子育て手帳「+Happy しあわせのたね」(母子手帳サイズ)をご紹介しています。リンクjdss.or.jp

を読んでみてください。


すずとの暮らしだからこそ

見えるもの、たくさんあるなあと

あらためて思います。




2)

河井寛次郎さんの詩のことば


    

過去が咲いている今、
未来の蕾で一杯な今。


とにかく今、

目の前にいるすずだけを見て、

その成長を楽しもう❣️

そしたら未来も楽しいぞ❣️と思えます。



自分についても、

自分のしてきたことの失敗と成功が今なんだ、

今を大切にして行こう❣️

そうすれば未来も明るくなる❣️

と思えます。



あ〜、いいことばだ〜😃✨