ずっと気になっていたケーキ屋さん
café Konzert さんへ。
コロナ禍にオープンしたお店ですが、
なかなか行けず、
インスタで見ては
美しいザッハトルテなどのケーキに
うっとりしていました。
はじめての場所に行く時は、
すずが入れそうなところか、
様子を見ながら入って、
苦手そうだったら、あるいは
お店や施設に迷惑をかけそうだったら
即、出ます。
ママ、ここはなあに⁉️
眉間のしわ😓が
抵抗感を示しています💦
でも、
ケーキ、買うよ🍰
と伝えると、
すんなり入って行きました🤣
入ると、
かあーっ‼️かあーっ‼️
っと叫びます💧
不安や不満があるときの叫び声です。
声も大きいし、
パパと外で待ってようか…
と外に出そうとすると、
お店のご婦人が、
お嬢さんが嫌でなければ
どうぞ、大丈夫ですよ。
はじめてのところは
嫌なこともあるもんね。
と、自閉症の特性をご存知なのかな❓
というように、
自然に言ってくださったんです❗️
すずは言葉の意味はわかりませんが、
にこにことそうおっしゃるご婦人の声に
安心したのでしょうか、
お店を見渡すゆとりが出てきて、
ショーケースに目をやり、
ケーキ屋さんだとわかると、
店内の椅子にリュックを置いて座りました😅
「ここでは食べないよ」
「あとで、おうちで、ケーキ、食べようね」
と声をかけて、
私がお会計する間に
パパと車で待ってもらうことにしました。
お会計しながらご婦人に、
「すみません、大きな声を出してしまって。
自閉症がありまして…。
でもすぐにおわかりになったようですね」
と言うと、
子育て支援のお仕事をされていた経験があり、
自閉っ子と触れ合う機会があったそう。
「2回目からは顔を覚えてくれますよね。
かわいくてね。
お嬢さんに会えて、その子を
思い出してうれしかったですよ。」
と言ってくださいました
自閉症のことを知っている、
接したことがある、
ということで、
大声にも突飛な動きにも動じず、
むしろ、にこやかに穏やかに対応してくださる
ご婦人の心のゆとり。
すずのことを
眉をひそめず受け入れてくださった
という親としての感動だけでなく、
人として、こんなゆとりのある笑顔、
対応ができる人になれたら素敵だなあと
思いました。
車に戻ると、
すずがすごい笑顔で
助手席の私の方を見ています。
ケーキの箱を見つけてロックオン😂
足元に隠したのに…
手を伸ばしてる…
ご飯の後、
さっそくケーキの
絵カードを渡してくれたので出しました。
がっつくすず
満足げな口元
ママとパパは、
すずが寝てから
スコッチと一緒にいただきました💖
濃厚なのにさわやかでやさしい味で
とってもおいしかったです✨
ザッハトルテより大人味のヘーレントルテも
スコッチに合いすぎる〜
心も舌も満たしてくれた
café Konzertさん。
ごちそうさまでした。
また伺いま〜す🙌🏻