竹山美奈子『【カコすず⑳】すずちゃんのお話を書こうと思った保育園でのできごと』久しぶりの【カコすず】です。このブログを、テーマで一覧にして「誕生〜診断」「心の声」のテーマの記事を拾って読んでいただくと、保育園までの【カコすず】(過去のす…リンクameblo.jp

↑ 紙芝居についてのこれまでのお話




自費出版・自主制作の

紙芝居『すずちゃんののうみそ』は

2016年3月中旬に無事できあがり、


3月22日に保育園に

読ませてもらいに行きました。


ゆりぐみさん(年長さん15名)

に向けて

すずちゃんと

仲良くしてくれたお礼と、

すずちゃんの謎(障害のこと)

紙芝居で伝えたい


とお願いしていたのですが、

園長先生が


ぜひ全園児さんの前で

読んでください


と言ってくださって、

全園児さんと

当日出勤していた先生全員の前で

読ませていただきました。




ゆりぐみさんだけで

丸くなって読もうと思って作った紙芝居なので

A4サイズと小さくて、


列の間でもう一つ、

先生が紙芝居を

私が読むスピードに合わせてめくって

見せてくれていました。



↓こんな感じです。

 写真がないので拙いラフ画ですみません💦



年少さん以下には難しいかな、

つまらないかな、

と思っていたら、


どの年齢のクラスも

すずちゃんのことを日頃から

見て知っているためか、

誰一人立ったり騒いだりすることなく


興味深そうに

じーっと聞いてくれていました。


ゆりぐみさん(年長さん)が笑うと

下のクラスの子も一緒に笑ったり、


のうみそのページでは

自分の頭を触ったり

する子もいました。


先生の中には、

涙を浮かべてうなずきながら

聞いてくださる方も😭



すずもいたので、


ママ、なんで来てるの⁉️

何してるの⁉️


みたいな感じで、

私から見て右奥で

加配の先生に付き添ってもらいながら

不思議そうな(怪訝そうな)顔で

聞いていました。


そして、三輪車のシーンになり、涙で

のどがつまるのをこらえながら読み進め、



絵:三木葉苗


最後のページの

すずのことばを代弁するシーン

になりました。


絵:三木葉苗


すると、

すずがすっくと立ち上がり、

私のことばにかぶせるように

何やらしゃべり出したのですびっくり



すずちゃんが

おしゃべりできたら、

きっと こういうよ。(私)



あぅァわ★◯🔺💙♬❣️〜⭐️(すず)



ありがとう!

みんなと いられて

よかったな。

みんなに あえて

よかったな。(私)



まるで、

私、自分で言えるよ、

といった感じで、笑いながら

喃語で何か言ったのです。


読み終えると、

子どもたちが集まってきて、

あのページの絵を見せて❗️


ねえ、これ、◯◯ちゃんだよね❓


これ、なあに❓(表紙のすずちゃんの歯)


竹馬高かったよねえ


すずちゃんの学校どこ❓


すずちゃん、そっくり❗️


と、にぎやかなおしゃべりタイムに。

至福のときでしたおねがい💖


一度読んだだけなのに、

家に帰って親御さんに

かなり正確に内容を伝えてくれた

お友だちもいて、


すずちゃんママが紙芝居

読んでくれたって言ってたけどなあに❓


とママたちに聞かれて、

卒業式の後の謝恩会でも

読ませてもらうことに…😌💖



この3日後の

卒業式、謝恩会は、

本当に感動的で忘れられない思い出

となりました。




つづく


↓いよいよ卒園式、謝恩会