「あぁー」「うわあ」など、

喃語(意味のないことば)は

定型発達(平均的な、多数派の発達)

のお子さんと同じくらい

よく出ていたすず。

 

初語

(はじめて発する意味のあることば)は

「まんま」「ママ」が

半分近くを占めるなか、

忘れもしない、

1歳前に発したことばは、


「いないないない…

 ばああああーーー!」


でした😅


 

でもその後、意味のあることばが出ず、

ずーっと喃語。


ちなみに、ママ、まんまと言ったのは

3歳くらいですが、

手を伸ばして言う様子に「わあ✨」と

感動しましたが、

男性保育士さんにもパパにも言っていて、

「ヘルプ!そこの人!」くらいの

意味で使っているようでした😅


そのうち「オウム返し」という

聞いたことばの繰り返し

(意味はわかっていない)が

多くなりました。

オウム返しは、

エコラリア(反響言語)とも言います。


定型発達さんも、

模倣でことばを獲得していくのですが、

自閉っ子は、聞いたことばを、

意味なく、タイミングが合っていない時にも

繰り返しつぶやくんです。


安心するために、遊びとして、

あるいは無意識に、つぶやきます。

 



幼い頃から、すずの動きに

実況中継のように

ことば(単語)を添える声かけと、

リズムに乗せたでたらめソング

(リズムとメロディーに載せると

すぐオウム返しする!)を歌い続け、


小6の今、

意味のある発語は

30語ほどになりました。

 


おかし、ちょうだい、なっとう、

バナナ、おさんぽ、おふろ、

あけて…

 

自分に必要な(好きな)ものばかりですね🤣

 

主治医

(↑まだ自閉症スペクトラムが

 ほとんど解明・理解されていない

 時代に医師になられた

 児童精神発達の専門外のご年配の方)

に、さらりと

 

「この子はしゃべれないよ」

「10歳までにしゃべらなかったら

 もうしゃべらないね」

 

などと言われましたが、

 

「それは統計の話で、

 がんや他の病気もそうだけど、

 お医者様にも一人一人のことは

 わからないよねえ。

 私には不要な情報だわー」

 

と、心の中でつっこみ、

聞き流しました。



診察の度に、

心臓にふっさふさに毛を生やしながら

臨みました。

 

心配している自閉っ子ママ、

年齢は関係ないですよ。


そもそもゆっくり発達なんだから、

定型発達さんの10歳までという数字も

当てはまらないように思います。



発語の回路が、生まれつき

のうみそにあるかどうか、

すずや、まったく発語しない子のように、

生まれつきそういうスペック(機能)が

備わってないのかも、という場合でも、

持って生まれたスペックを活かして、


発語でも、発語でなくても、

親以外の人ともどうやって

コミュニケーションを

取れるようにしていくか、

それだけですよね。


 

すずが意味のあることばを

言うようになったのは、

11歳からです。


それでも発語はときどきです。

 

クレーン、表情、しぐさ、独自の喃語や歌、

最近はじめたPECS

(絵カード交換コミュニケーションシステム)

ときどきの発語で、

うるさいくらい意思表示します。

 


発語がなくても、

指差しやタブレットで

豊かに表現できる「内言語」

(理解しているけど表出されないことば)

をたくさん持っている子もいます。

(すずは残念ながら内言語も2歳未満💧)

 

最近のびっくり発語は、

 

「ほんとに もう!」


使うタイミングも合っていて驚きます。



「おかし」の要求をママが拒否したときの

発語、3連発です。




感情の込め方がすごい😅

根負けしておかしあげたのに。




鼻息も荒く、お怒り気味。

まるで私が悪いことして怒られてるみたい💦



 

本人に向かって言わないよーに気をつけて、

床や壁に向かって言ってますけど、

さすが聴覚過敏、聞いてるんですね💦

反省、反省。