日中かなり時間が空いたので、
必要最低限の業務のみを行い、ずっとブログネタを書いてました。
興味はほぼ無いかと思いますが、今日は仕事について書き記します。
(たぶんすごく真面目な内容かつ長いですゴメンナサイ)
来週金曜日(4/26)をもって、
現在所属している事業部を去ります。
かなり職種が変わるのでこれを機にこれまでの仕事内容を整理したいなと。
整理というか紹介になるかもです。
現職、僕は広告運用という職種に従事しています。
広告運用とはなんぞやを全くわからない方のために説明します。(役に立つとイイナ)
まず「広告」とは。
言葉自体には馴染みがあるかと思いますが、
広告にはたくさん種類があり、まず2つに分解できます。
”オフライン”広告と”オンライン”広告
さらに分解すると、
◾️オフライン広告
・マスコミ4媒体
・テレビ
・新聞
・雑誌
・ラジオ
・プロモーション広告
・屋外広告
・交通広告
・折り込み広告
・DM
・同封広告
・会員誌広告
・フリーペーパー
◾️オンライン広告(インターネット広告)
・バナー広告
・メール広告
・ネイティブ広告
・アフィリエイト広告
・リスティング広告
・SNS広告
・ディスプレイ広告
などなど、こんな感じの分類になります。
会社によってはどれかに特化している会社もあれば、
電通や博報堂のように、すべての広告を扱える会社もあります。
「広告運用」はこの”オンライン広告”の分類となります。
「広告運用」の理解にはもうひとつの要素が必要で、
それが「広告の買い方」です。
基本的に広告はその媒体の「枠」を買います。
例えばテレビCMであれば、
「○○曜日の△△時~□□時の15秒枠(4週間)で✕✕万円」
のように、在庫とも呼ばれる枠を買い付けます。
事テレビCMで言えば、地上波なのかBSなのか、
キー局なのかローカル局なのかなどで値段は違っていて、
また人気番組かどうかでも大きく金額が変わります。
ちなみにサザエさんのCM枠は半年で1憶ほどかかるとか。
言い換えれば、その枠を買ってしまえば広告を出せるわけなので、
資金力と早い者勝ちで勝負が決まる世界です。
一方、
「広告運用」の広告の買い方は「オークション」になります。
ベースとなる在庫(枠)は存在しますが、
その在庫を競合他社とリアルタイムで取り合います。
オークション会場をイメージしてもらうと、
「売る側」と「買う側」がいますが、
この売ると買うのどちらもをシステムで管理しています。(陰獣みたいな奴らはいないです)
例えば、
サントリーが新たに「20~40代の働く女性」をターゲットとしたビールを販売し、
それをInstagramで広告を出したいとします。
そのとき、Instagram利用者の「20~40代の働く女性」のInstagramの枠(フィード)を一気に買うのではなく、
まずはこのオークションに「買う側」として参加をします。
当然買う側なので価格を提示します。(システムで価格を設定する)
価格を提示すると、自動的に「売る側」のシステムが働き、
出された価格で買うことのできる「20~40代の働く女性のInstagram枠」を売ります。
この「買う側」と「売る側」がそれぞれ登場したとき、オークションが発生します。
ヤフオクを使ったことがあれば、そのイメージと一緒です。
これを日々確認、調整することが広告運用の内容になります。
(広告運用は運用型広告とも呼びます)
広告運用においては、基本的に「いかに広告をクリックしてくれるか」が目標になるので、
クリックしたくなるような広告を考えることも重要です。むしろここが肝になります。
話を戻して僕の具体的な業務内容ですが、
まず取り扱っている媒体が、
Meta(Facebook/Instagram)、X、LINE、TikTok、YouTube、
Google広告、Yahoo!広告、
SmartNews、Gunosy、NewsPicks
などです。
クライアントがいるので、希望を指示されるか提案するかで媒体を選定し、
クリエイティブ制作と運用を行います。
それがここ4年程の僕の業務でした。
なんとなく伝わりますか...?
世の中的に、この広告運用という職種は転職先が多いです。
多くを運用代理店に任せているところが多いのですが、
その分の手数料がかかるので内製したい企業が多く、求人は多めです。
故に転職する人も多い。
僕個人としては、
今後も広告運用担当者として生きていくのか…という悩みにぶつかりました。
転職するかどうか...
はたまた新しい何かに飛び込むのか...
結果的には職種変更&社内異動という結論になりましたが、
・広告運用に飽きた
・学びたい上司(異動先にいる人)の元で働きたい
・今いる環境がクソ
という理由で決断です。
長い文章失礼しました。
ではでは。
p.s.相方ではなく彼女と言うようにします。