社会人として昔を振り返ると、
何度か「人」を指導、教育する
立場にいたこともある。
------------------------
若い頃には、若い頃なりの、
自論
を持っていたが、
今の年齢になって思うと、
やはり当時は、その時点での
経験の浅さや、物事の安易な
捉え方を基本とした、
『自論』だったに過ぎない・・・。
--------------------------
昔、部下にこんな言葉を言った
憶えがある。
著者
「仕事ってのはなぁ、普段から全力で
やっちゃダメなんだよ!いざって時に
120%の力が出せるように、気力を
温存しておかないと、火事場の馬鹿力
が出せなくなってしまうぞ!」
本当に・・・おそまつな発想だった・・・。
と、恥ずかしくなる・・・。
普段から80%ぐらいの力しか出して
なかったら、いざって時に、120%が
出るわけ無い!
万が一、すごく動けたとしても、
そんなの続くわけが無い!
一瞬で力尽きるだろう・・・。
おまけにその時の動きは、
「120%出せたぜ!」
って自己評価してるだけで、
実際には、90%そこそこかもしれない。
(だって、本人は普段は80%の自分しか
知らないんだから、少し頑張ったら120%
ぐらいやった錯覚に陥りそうなもの・・・)
-------------------------------
テストの点数だってそう!
100点目指すぐらいの勉強をして、
ようやく80点が取れるもの。
知力も、体力も、気力も、
普段から100%近い状態でキープする
からこそ、火事場の底力が、
「120%」に近づく。
--------------------------------
勉強のみならず、
これは、仕事でも言える!
『現状維持』をしたいなら、
「現状より上」
を目指さないと維持なんてできない!
今のままだけをキープしようとすると、
決まって、ゆるやかに下がっていく!
その下がりが「ゆるやか」だから、
下がってることに気付かないと
大変なことになる!
------------------------------
会社は、
繁盛している時も、
不景気な時も、
変わることなく、
「上」を目指さなければならない、と思う。
(技術も、収支も、ビジョンも、)
--------------------------------
だからこそ、
普段から100%の自分を意識して
仕事をし、考え、
「なんぞ」の時に120%のパワーが
出せる努力をしようと、
自分に言い聞かせている、
今日この頃。