5回目となる著者の人生経験から得た、
教訓は、「その土地に敬意を・・・」である。
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職場であれ、自分の住む場所であれ、
とにかく生きていく中で、多くの時間を過ごす
場所は極力「きれいに」する。
「その土地」には、もともと建物なんかなかったハズ。
人間が後からやってきて、我が物顔で居座っている
だけ・・・。
・・・と、考えれば、
実際には、その土地で仕事をさせてもらってる、
その土地で生活をさせてもらっている、
という思いが湧き上がる。
そんで、その土地で、火を使い、水を使い、
排泄している。
だからこそ、「きれいに」使うことが、
最低限の敬意の表し方なのでは?
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昨年、折しも、
「トイレの神様」なる歌が流行し、
涙をさそわれた方も多いのではないでしょうか?
(紅白でも歌われていましたし・・・)
「トイレをきれいにする」、
は、昔から、なぜか言われています。
商売人の間では、何はなくともトイレをキレイに!
っとまで語られたりします。
トイレをキレイにすると、お客さんが集まるそうです。
私も過去に飲食業を営んでいた時期がありましたが、
やはり、「トイレはキレイにすること」を心掛けました。
また、その職場において、「トイレ掃除」を担当している
従業員さんは、健康に長く働いている人が多い気もします。
それを知ってか知らずか、トイレ掃除を当番制にしている
会社は、人の入れ替わりが少ない傾向にあることも
よく耳にします。
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私ごとですが、
私は過去、人生において
通算15回の引っ越しを経験しました。
一番距離が離れていたのは、
大阪→神奈川間ですが、
学校は、
小学校4回転校、
小、中、高、大、すべて別の土地から通学
していました。
社会人になっても8回引っ越ししています。
振り返ると、土地に敬意を表したこともないし、
ましてや、土地に根を張るなんて考えたこともない、
という生き方でしたので、全部とまでは言わずとも、
何か所かの土地からは、「はじかれた」んだと、
感じます。
ただ、「土地」を意識し始めた、8年前からは、
ずっとここ「大和」に居ついています。
自分の中では、最長期間です。
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「掃除」、「整理整頓」、
は、昔っから聞かされる単語であり、
不思議と「面倒臭いなぁ」と、体が拒むことの
多い単語でもあります。
でも、前にも書いたように、
「面倒だと思うこと」をあえてやったこと、の中に、
掃除と整理整頓も含まれています。
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長くその土地にお世話になりたいと少しでも思ったら、
その土地に敬意を表してみてはいかが?