私は第2の母と。
大親友の娘が二人。

本当に我が子のように、いとおしい。

下の娘が生まれつきの心臓疾患で、
腎臓もやられてる。

生きていられるのも10歳までと意思にも宣告されていた。

でも、この夏で12歳。
毎年毎年、誕生日がくるたびに生きてる、生きてると、実感していた。

ところが、数ヵ月前から体調がおかしい。

腹水による腎臓機能低下で、尿が出ず
むくみがひどかった。

心臓にも負担がかかり、不整脈も出始めた。

それから、3ヶ月……入院した。
未だに入院。

食事を取れないからブドウ糖の点滴。
尿を出すために薬も。

そちらが落ち着くかと思えば、心不全を何度も起こしてる。

余命二年……と宣告もされてしまった。

そんな、娘が3ヶ月ぶりに一時退院で今日に帰宅した。

私は汗だくで走って会いに行った。

鼻には、酸素ボンベを入れてて、一生していかなければいけないと。

少しでも歩くと心不全を起こし、高熱も出る。

痛い、辛い、一言も言わない。
そんな娘がいじらしくて、生きる力を。
生命力を感じる。

でも、無情にも身体の臓器はどんどん壊れていく。

もう、寝たきり、車イスの生活にもなるだろう。

でも、会えた。
愛しい我が子は、変わらない笑顔で少しも以前と変わらない。

どんなに苦しい3ヶ月だったよね。

言葉にならない。

一時帰宅だから、明日には帰る。
ぶり返さないか心配だ。

どうか、どうか、命を奪わないで。

生きてる、生きてる。

大親友にも会えた。

何度も抱き締めあった。

また、ここから闘いだ。

本退院まで、私は待つことしか出来ない。

待つ。待つ。

生きてる、それだけでいい。

生きてる。奇跡だから。

それ以上望まない。

また、私にとっても闘いだ。

生きる。生きてる。

生きていく。