叔母様
以前に友人の紹介で出会ったダイナミックな叔母様
中国を旅している時に道端にいた人に声を掛けられた事が
きっかけで中国で古くから伝わる数字からなる人の運命学を
習得して訪ねてくる人の相談に乗っていた
縁あってご自宅を訪ねた時の事
狭い玄関を入るとかなり広いリビングに調度品が所狭しと並んでいて
二階に上がる途中にある部屋が叔母様の書斎になっていた
段差のある隣に8畳ほどの畳の部屋にも沢山の壺や絵画が並んでいた
テーブルの上には、これまた沢山のファイルがあって
相談者の個人情報等が書いてあると話していた
生年月日からその人のこれから先の事が年毎に細かく書かれ
相談に行く前に連絡をすると叔母様は、几帳面にノートに書き込むらしい
恰幅の良い叔母様は、いつもくるぶしまでおスカートを履いて
指には大きな宝石が眩いくらいにいくつも付いていた
外国で研究者として暮らしている娘さんと隣の敷地にアパートを建てて
住んでいる息子さんの3人家族で、ご主人様は、子供達が成人になってから
出て行って貰ったと言っていた
叔母様曰く 子供は、自分の分身でも旦那さんは他人ですものねって
確かに。・。・。・
帰り際に叔母様は、私に・・・
宇宙から見たら人は、塵にしか見えないのよ・・
小さな 小さな 塵よ
叔母様の言おうとした意味が近頃良く解る
思い通りに生きれば良いのよね・・・