四十九日

6月28日。小太郎の四十九日です。

今日は朝から雨。

小太郎を荼毘に伏した日も雨でした。

晴れ男の小太郎、きっとみんな揃ってお見送りして欲しかったんだね。

四十九日を迎えても、やはりまだそれしか経っていないの？…そんな感覚です。前を向いて健太と歩いて行こうって思ってるけど、小太郎を思う時はやはり泣けて泣けて仕方ないです。

そして今でもまだ悔いてばかり。

急な体調の悪化に頭がついて行けず、回復すると信じて疑わなかった。

お薬も流動食も無理に口にさせてしまった…悔いばかりです。

入院からの1ヶ月と11日。

まるで夢の中の出来事だったように記憶が曖昧な所があります。

果たして私の判断は良かったのか？もっと早く気が付いてれば…やはりその繰り返し。

あの夜も、ほんの僅かな変化に気付かず…明日が来ると思っていた。

救いは最後に小太郎の様子を見た時に、呼吸は苦しくなさそうだけどお水も飲まないし、少し気になり酸素室の濃度を上げた事。

今までも同じ様な事が何度かあったけど、いつもなら、これで夜中にお水を欲しがったりしてくれてたんです。

あの日小太郎の身体に何かが起こっていたとしても、酸素濃度を上げた事で1番辛い呼吸は楽だったのではないかなぁ。と思いたい。

飼い主的には抱っこしてあげられず辛くても、酸素室の中にいる事が1番楽だと言われていたので。。小太郎が「楽」である事が1番だと。

あの日から、毎日…深夜3時を過ぎると目が覚めます。

そしてそのまま眠れずに。そのうち気が付いて健太が起きて来て、じゃあ起きちゃおう！って。

それが辛いとかじゃ無いので良いんですけどね。

毎日「ごめんね」「ありがとう」「大好き」を伝えてます。

今日は四十九日だからね。小太郎を思い偲ぶよ。

2度と会えない、触れる事が出来ないから尚更、会いたいなぁ

当たり前の明日は無い。

また明日ね。この次ね。そんな明日も次も無いかもしれない…

だから今日、今この時を大切に。

大切な大切な宝物・小太郎。

ずっとずっと小太郎を思ってるよ。

ずっとずっと大好きだよ小太郎。

今日はお花やおやつが届けられました。有り難い事です。

そして雨の中ヴィママとさくらママが小太郎にお線香をあげに来てくれました。

小太郎も健太も大喜び！嬉しいね〜

健太は花よりおやつ！お二人とも健太のおやつまで持ってきて下さって…本当に感謝しかありません。

●おまけ●

健太の寂しがりについて記事にしましたが、この所少し気になる行動があります。

トイレはベランダで出来る様になった健太ですが、トイレじゃないのにベランダに出たがります。

出たり入ったり…時にはベランダで立ち止まってる時も。

またある日は、部屋から玄関をウロウロしたり、玄関の前でお座りしたり…かと思えば玄関前の廊下で横になってたり。

今までに無い行動です。

旦那は小太郎を探してるんじゃないかって言ってましたが、この行動をさくらママさんは、

「健ちゃんには小太ちゃんが見えてるのかもよ」って。

そう言われると、私がキッチンで作業してる横を健太が通った気がして、しばらくして覗きに行くと健太はいなくて…

旦那に聞いたら、ずっとハウスで寝てたよ。って。

そんな事が数回ありました。

黒い物が横を通ったりすると「健太」しかいないって思い込み。もしかしたら小太郎がウロウロしてるのかな？

もしそうなら嬉しいなぁ。

その頃からでしょうか、健太、小太郎の代わりのぬいぐるみにあまり興味を示さなくなりました。

やっぱり小太郎かなぁ！

ムギュー♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

小太郎がいなくなってからの健太は、見てるこちらが切なくなるくらい淋しげ…

特に散歩の時は、歩くスピードも落ち、あまり歩きたがらない。

健太の年齢や厳しい闘病生活を思えば年相応？なのでしょうが、体力・気力も年齢よりはるかに上回っていただけに心配になるほどでした。

冬場は毎日の様にお散歩で会えてたさくらちゃんは、気温が上がるこの時期は夕方散歩に切り替え…

いよいよ健太ひとりの散歩だと思っていたけど、前の記事でも書いた通り、健太の姿を見つけては、おやつを持ってさくらママが出てきてくれます。

おやつをいただき

そしてバイバイの時の「ムギュー」

この日も待ちからの〜

ムギュー

ついでにママもムギュー

大好きだよを伝えてます。

早朝散歩に切り替えるギリギリまで、健太が楽しみにしてる朝の散歩をさせてあげたいなぁ

お忙しい時間にわざわざ出て来て下さるさくらママに感謝です

●おまけ●

少し前になりますが、夕方の涼しい日にさくらママからお散歩のお誘い

こちらの時間に合わせていただいて行って来ました。

久しぶりのさくらちゃん

嬉しいおやつタイム

見てる…から…

アップ

いつもありがとうございます

三十五日忌 (小練忌)

四十九日は知ってたけど、三十五日忌ってあるんですね。

小練忌と言って「気持ちに整理をつける」って意味らしいですが、今日も小太郎と向き合って沢山話しかけてます。ちなみに四十九日が大練忌だそうです。

その他、亡くなってから四十九日まで、七日毎に呼び名とご供養がありますね。

1日何度か小太郎に話しかけ、最後に「健太の事よろしくね！」ってお願いします。

とにかく健太に対して寛大な小太郎の事だから言われなくても…と思っている事でしょう

若い頃の小太郎・健太考える事は同じ。

キッチンの見張りは欠かせなかったね

小太・健地方、今日は30℃越えの暑さになる様です。

まだ暑さに身体が慣れていないので、みなさんもお身体ご自愛くださいね

初月忌

6月11日。小太郎の1回目の月命日…初月忌です。

小太郎が永眠してから実は夢でも見ているんじゃないかって感覚で、気がつけば1日が過ぎてる…そんな感じです。

毎日小太郎に会いたいと思って過ごしていますが、

不意に何気ない事を思い返したりしてます…

あれは小太郎が亡くなる数日前、小太郎のお世話で毎日時間に追われていた時。

お昼ご飯の後、お昼寝してるあいだに用事を済ませる様にしてました。でもその日は動き回る私をクリクリお目目で追う小太郎に気が付いた。

いつもなら一声掛けるだけなんだけど、その日は何故か？ひと息。

5分だけって感じで小太郎の横にゴロン🎵

目を覗き込んで、小太郎も私の目を見て…そこから小太郎の鼻と私の鼻と…チョンとくっつけてクシュクシュってこすってみた(笑

「あれれ〜」って顔の小太郎に「わ〜っ！」って何度も鼻クシュクシュ

横で寝てる健太は気付かなかったけど、ふたりで笑ったんだ。

ああ…あの時「忙しいから後でね！」って言わず、たとえ数分でも小太郎と気持ちが通い合った時間を持てて良かった。

そんな何気無い事を時々思い出す事があります。

小太ちゃん、やっぱ小太郎に会いたいな。

小太郎の月命日にあたり嬉しい贈り物が届きました。

お花にケーキなど、嬉しいお心遣い。

小太郎の大好きなヴィママからです。

嬉しいね〜小太ちゃん泣けるね…

小太郎を思い偲んでくれる人がいる事がとても嬉しいです。ありがとうございました。

小太郎にお供させていただきました。

そして朝のお散歩では連チャンで、さくらママが健太を見つけてはおやつを持って来てくれます。

期待大の健太。さくらママが来るのを待ってます。

そしておやつをもらってバイバイの時は…

健太をギューっとしてくれます

小太郎の事も健太の事も…

気にかけて寄り添って下さる方々に支えられてます。

ありがとうございます

小太郎が残して行った物

最近になってようやく、お散歩でお会いしてたワン友さん達に小太郎の事を自分から報告出来るようになりました。

以前から、最後は自分の腕の中で…

と思っていたのが叶わず、後悔の念が強かった私。

他の方が愛犬を亡くされた記事を見ても、「最後は自分の腕の中で」とか「家族全員で」とか…

そんな方が多いのですが、自分の周りでも私と同じように看取れなかったよ！と言う方が案外いた事に少し元気付られました。

「悔やまれたし泣いた」と言う方が居る一方で、「自ら看取りたくなかったから良かった」と言う方もいました。

その方はご自身の親御さんを看取った時に、最後の瞬間の顔が焼き付いて、思い返すとその時の顔ばかり浮かんでしまうから愛犬の最後に間に合わなくて良かったと思ってる。と言われました。

その方は、そうは言っても色々悔いて、悲しんだけど、思い浮かぶのは良い時の顔。

だから良かった。生きている間ちゃんとその子と向き合えてたから！と。

そっか〜そんな考えもあるんだと、少し気持ちが楽になりました。

確かに小太郎を思い返す時の顔は、寝たきりだけどドングリお目目でいつも私を見て側に健太が居て…安心してる小太郎の顔。

見てる

小太郎を思う時はいつもこの時の顔

いっぱいお散歩していっぱい遊んだね。

今日は探検だ！って時間の許す限り知らないコースを歩いたり、知らない公園にも行ったよね！

毎日が贈り物で大切だったよね。

小太郎からの贈り物に気が付いたのは、

小太郎を荼毘に伏した翌日の事です。

2日振りに掃除機をかけてた時の事。

玄関の靴箱の下の隙間に落とし物が…

よ〜く見ると小太郎のうんPでした(笑

小太郎を火葬場に行く時、私が小太郎を抱っこして行ったのですが、体勢が変わってポロっと落ちたんですね。

流石の私もコレクションにする事も写真を撮る事もしませんでしたが、小太郎からの最後の贈り物に泣き笑いしました。

小太ちゃんありがとう