私は、健康診断は毎年受けていました

血液検査、レントゲン、尿検査など異常なし

メタボもなし(笑)

両親とも元気な80代

何かの病気にいずれなるとしても、もっと先のことだと思っていました










54歳で癌になり

青天の霹靂

え、すずのお世話どうしよう

仕事、どうしよう

その時私はまだ、今の夫には出会ってもいませんでした











ある程度、健康だと思っていた

振り返ればの自覚症状はあったのだけど

更年期?とか、疲れ?とかで納得しちゃってた

そんな自分が、命の期限を切られるかもしれないという経験をしてから

自分の中で変化した考えがあります










それは、愛猫のこと











すずが病気になったり

いつか命を落としてしまうこと

耐えられない恐怖で、今もそうだけど

自分の癌にさえ、気付けなかった

タチが悪ければ死んでいたかも

そう思うと

すずの病気に気付ける自信もなくなりました

自分の体でさえわからなかったのに

物言わぬ、すずの体のことがわかるかどうかと…

もちろん、年に2〜3回の健康診断や猫ドックには

すずのためにも、自分が後悔しないためにも、必ず連れて行っていますが…









そうなったら、受け入れるしか、ない

私の癌の再発も

すずが何かの病気になることも

ただ、受け入れるしかないという、前向きな諦めです

その思考は、癌になる前にはなくて

もし、すずに何かあったら

きっと諦められず、受け入れられず、自責の念に押しつぶされ、生きていられないほどの絶望だったと思うのです

もちろん、それらの思いは当然湧き上がるだろうけど

すずのためにやるべきことを最大限やっていたのならば

受け入れて諦める

それは自分の身を切って、身にしみました

それしかないことが、人生には起きるのだと










すずを残して逝くよりも

すずを看取ってあげたいと望んでいるのなら

いずれ、受け入れなければならない別れです

すずのあたたかい体温や柔らかい体、可愛い声とは別れるけど

気持ちと心、魂は

永遠にずっと、そばにいて、一緒にいると

信じています
















なんか重い話になっちゃって、ごめんなさい

すずの健康でちょっとでも気になることがあると

めっちゃ気持ちが落ちてしまい悲しい

こんなことばかりを考えてしまう

私には動物と暮らす器がないようです泣き笑い

とりあえず気になることがあればすぐに病院に連れて行きます

それしかできないけど

最初で最後の最愛の猫

それが、すずちゃんです