さて、仕事も頑張らなきゃそう言い聞かせて今年度がスタート。
その週から私は配属が代わり、やらなきゃ!と、上司からの「任せたよ」が重くのしかかっていた。
日頃何かしてなきゃ落ち着かず、バタバタして仕事をしているのが日常。それが仇となってしまった。
まさか自分が。。
事故の起きたら瞬間は大丈夫だろうと思ってたけど、それは現実だった。
久々目の当たりにする機械の操作。
少しずつ思い出し順調に作業中。
ボタンを、押した瞬間、右手人差し指が挟まれていくのを知らずに。
ヤバイと思った時はもう、遅くて爪が巻き込まれた。そう思い自分の指を引き抜いた。
あ、よかった!外れた。しかし痛かったなぁ!
なんて手袋を外し、変な感覚があった。手袋の中は血だまりになっていたのだろう。
外した瞬間、指先がない!!
手袋の中は確認できず、とりあえず止血。止まらない。床に落ちた血を拭き取りながら。
機械に巻き込まれたもう一枚の手袋を外した。