夫は義父が48才の時に出来た子なので
夫が14歳の時に義父は亡くなりその後、夫の兄は上京し
夫と義母は関西でずーっと
二人暮らしだった。

義母は東京の六本木生まれで
「私、女学校を出ていますのよ」と言うのが自慢であった。

関西に移り住んで40年経っても
関西弁 は絶対にしゃべらず
ちゃきちゃきの江戸っ子を気取り
ずっと 関東弁でしゃべるので
近所の人から
先生と呼ばれていると自慢していた。
でも 夫 曰く
それは 嫌味ったらしく言われ
実のところは嫌われていたらしい。

夫の実家には、
電子レンジも掃除機 もなかった。
大正2年生まれの義母さんにとって
私が電子レンジで物を温めたり 掃除機で掃除するのを見て
すごく羨ましがり
私に
「◯◯ちゃん(夫)が
 あなたにだけ買ったの?」
と聞いてきたので

「いいえ 私が嫁入り道具として
 持ってきたものです 。」
と説明したら

「私も欲しい。」と
しきりに言うので
生活費を何とか 切り詰めて
電子レンジと 掃除機を義母さんにプレゼントした。

でも数ヶ月後、義母さんが
「あなたが買ってくれた掃除機  
 もう全然ゴミを吸わなく
 なったわ。
 やっぱり安物はダメねえ。」
と文句を言ってきた。

まだ1年も経たないのに壊れたのかと 掃除機を見てみたら
中のゴミパックがパンパン!!
まるで石の塊のように
カチコチになっていた😳。

ゴミパックは交換しないと
ゴミを吸わなくなると説明したら義母さんが
「あら、ずっとゴミを
 吸うんじゃないの?」

ええ〜〜〜\(◎o◎)/!

「掃除機が吸ったゴミは消えてなくなると思ってたんですか?
と聞いたら

「 当たり前でしょ!!!
  ゴミパックを変えなきゃ
  いけないんだったら
  こんな掃除機
  もう要らないわ!!! 

はあ~。。。。。

ゴミが消えてなくなる掃除機があったら 私も欲しいわ。ボソッ


電子レンジも何度も使い方を
説明したけれど覚えられなくて
結局使えず、ただの物入れと
なりました_| ̄|○。