カドミウム汚染の問題は、既に解決されていると思われている人も多いかと思いますが、昭和40年代に汚染されてしまった土壌の中に蓄積してしまった物は完全に除去されることは無いので、、汚染された土壌を入れ替えたりする物理的な対処法に依存することが多いです。

しかし、農地でない土壌を入れることが多いので、土が肥えていません。

そのため、終了が落ちたり、さまざまな問題が新たに現れます。


そんな中、新しい技術が開発されたようです。

http://mainichi.jp/select/science/news/20100907k0000m040101000c.html


また、カドミウム自体が自然界にある物質であるため、新たな汚染が全く起こらないともいえません。


そんな中、日本の米の品種(日本晴)が根にカドミウムが蓄積しやすいが、地上部にはほとんど蓄積されないこと。

ネパールの品種は根にカドミウムをチック関市難いが、地上部には蓄積しやすい。


こういった特性を利用し、カドミウムを根に留める働きをもつ遺伝子を特定し、この遺伝子を大量に増やした日本晴を汚染土壌で育てたところ、コメにはほとんどカドミウムは含まれていなかったようです。


一時汚染米の問題が話題になりましたが、けしてそれは解決した問題ではありません。

今まで食用の米が収穫できない場所でも、食用米が生産できるようになる。

これは食糧問題以外にも、農家のやりがいという面でとてもいい技術が開発されたと思います。


やはり農家も、食べられる米を作ることでやりがいがでるっていうもんです。


まあ、それ以上に休耕田を更に増やそうとする農政の問題も、更に考えていかなければならないと思いますが。


僕たちのできることとしては、一粒でも多くの米を食べる陽にすること。

米の消費量を増やすアプローチ。

生産技術と共に消費量を増やすこと。

これが、日本の農業を助けるための第一歩なのかなあとも思います。