地熱のエネルギーを利用すれば、安定的にエネルギーを得られる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090112-00000027-maiall-soci


たしかに理屈では合ってるんですけどね。

費用対効果を考えると、どうかなあ?


地熱発電は一度蒸気井戸を掘れば、永久にそこから蒸気が吹き出ると思っているようだけど、それは違います。

(長年出ているところもありますけどね。)

常に調査を重ね、掘り続けなければなりません。

掘る深度も、5000mとか、6000mとかの長さ。


一本掘るのに2億ぐらいかかります。

で、掘れば必ず蒸気が出ればいいけれど、目に見えない場所ですからね。

はずれということもあります。


また、良くあることなんですが、出てきた蒸気(又は温水)には、ヒ素とかセレンなどが含まれているので、

そのまま流すことができません。(近くに戻しの穴を掘る方法が研究されているようですが。)


それよりも、その掘った蒸気を電力会社に売る契約をした場合、その蒸気量が確保できないと違約金を払わなければいけません。

そんなこんなで、いいとこ当たればうまくいきますが、博打を打って失敗するとえらいことに。


安易にあおるのはどうなんでしょう。

まあ、お金のある会社は問題ないんでしょうけどね。

そうでないとぶっ飛びますから。


謎な含みを残しておきますw。