木くずから直接ディーゼル燃料を作る真菌類を、熱帯雨林で発見した模様。
http://wiredvision.jp/news/200811/2008110623.html
今まで、実施されている技術は、木くずなどを薬品、高圧高温にするなどして、セルロースを糖類に分解して発酵させていた。
それが、この菌類はセルロースを直接ディーゼル燃料にできるようである。
一度に2つのことができてしまう、スーパーマンのような菌ですね。
これが実用化できれば、今のようにバイオ燃料を作るためにトウモロコシを栽培するのではなく、作物や飼料として作ったトウモロコシの茎などを利用して、バイオエタノールを作ることもできます。
そうすれば、捨てる物が泣く効率的に土地利用ができるし、環境にも優しい。
気を分解する菌でで有名なのは、キノコ類ですが、そういった物な今まで見つかってないですからね。
この菌のセルロースを分解して、バイオエタノールを作る遺伝子情報を解析できれば、今の発酵プラントも利用可能です。技術の発展が待たれます。
こういう記事が上がる中、日本の月桂冠総合研究所では、籾殻やいな藁からバイオエタノールを生産する酵母を見つけているようです。
やはり日本の発酵文化はすごいですねえ。
負けるな月桂冠!!