伊藤園と長崎大学が、茶畑を撮影した画像から新芽の状態を確認することに成功したようです。
http://wiredvision.jp/blog/wiredscience/200811/20081127205619.html
静岡県御前崎市にあるお茶畑にデジカメを改造したセンサーを配置し、目に見えない赤外光を植物が強く反射する特性を利用した物のようです。
昔、農業環境技術研究所(つくば市)で衛星を利用して、田んぼのイネを使って、同じようなことをした結果を見た覚えがあります。
あれもイネの葉の色を見ることで、収穫時期を見ていました。
10年ぐらいかけて、その技術が一般企業におりるんですね。
農業技術の場合は、栽培時期がネン1回に限られる物が多いので、事前準備を相当しておかないと、後戻りがききません。
そんなことを考えると、短期間によく作り上げたのでは。技術的にはすごいことだと思います。
これで、客観的に収穫時期が判断できると言うことです。
しかし、昔からの職人の判断にはかなわないんですよね。
人間の5感って、やっぱりすごいと思います。