日本で有名な米の産地である秋田県大潟村。

ここで発生する稲わらを使って、バイオエタノールを作ろうという計画が進んでいます。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000105-mailo-l05


分解しにくい有機物であるが、熱水を使ってセルロースを分解し、また酒処なので、酒造メーカーの発酵部分での技術協力をうけ、進めているようです。


バイオエタノール自体のプラント計画には反対ではないのだが、田んぼの土壌改良のために稲わらは必要でないのだろうか。大潟村の土壌を守ることはできるのか。

多分バイオエタノールを精算した後の残渣を戻すつもりだろうが、多分べとべとの粘着質の物質となると思われます。

通常の稲わらをすき込んだときには、得られる土壌の団粒化の促進などの効果が得られるのであるが、土壌を締める効果が強くなるだけのような気がします。

計算は分解されないので、戻してやれば、それの肥料効果は出ますが。

田んぼの廃材を利用したつもりが、田んぼを壊しているといった風にならなければいいなと思っております。


それよりも、燃やして処分すると言ってた事故米などを、こういった技術を使って原材料にできないんですかね。

利用しやすいデンプンの状態で原料になるわけですし。

事故米自体を使うのが問題なのか?

僕は着眼点が違う気がします。


しかし、バイオ関係の技術は、昔は薬品関係のみであったけど、それ以外の部分にもわだいにのぼるようになりましたね。