今日の座席は会員先行発売日にゲットしていたセンターブロック前方席
四季のオリジナル作品は私好みのものが多いからと、開幕前の発売日に月一で取っていました。
つくづく取っていてよかったなあと思うこの頃です。
俳優さん一人ひとりのお顔がしっかり見え、息づかいまで伝わってきました。
また俳優さんたちもみなさん役柄がさらに染み込んでいて、役に憑依しているというか、表情ひとつひとつが見逃せない、すごいものを観せてもらいました。
舞台装置も凝っていてお金がかかっているのがわかります。
そんな舞台を料金を上げることなく観せてくださり、ありがたいばかり。
老体に鞭打って、これからも四季様についていきますね。
今日で4回目の「ゴースト&レディ」ですが、四季ファンの方のブログで指摘されていた、開幕前の大きなドン!という音は「かち合い弾」でないかという指摘、きっとそうだと思いました。
またフローの家族がフローのクリミア行きを反対する時は後ろに黒い影があり、グレイに魂を一瞬さされると影が消えるなど、今まで気づかなかったことがわかり、一層面白かったです。
原作漫画を再読していてよかった。
谷原志音さんフロー
彼女にとって外国語である日本語、それをこんなにもよどみなく話し歌うことができる
どれだけ苦労し努力したことか。
心から賞賛します。
フローに通じるものがあります。
今日はアレックスとエイミーが結婚するということを聞いた時の表情にくぎづけになりました。
実はこの場面も今までぼーっと観ていたので気づかなかったのですが、ある方のブログでそこに注目して観てみようと思った今日の観劇でした。
ショックで淋しいというか複雑な表情のフロー。
観ていてちょっと涙が出てきました。
アレックスとエイミーを非難する人がなぜいるのか、今日のフローの表情を観てわかるような気がしました。
泰潤さんグレイ
フローのペースに振り回されながら、信念に生きる彼女に惹かれ、我を忘れて守っていこうとするグレイ
でもカッコいいだけでなく、かわいいところもあるんです。
アレックスがクリミアへ来た時、彼に嫉妬するところがかわいかったです。
泰潤さんの歌声、大好きです。
今日は鳥原ゆきみさんを拝見するのが楽しみでした。
フローの家族の場面では、お母さんというよりお姉さん
ビクトリア女王の場面は、キラキラした目と微笑みでなんて華やかな方なんでしょう。
さすが元宝塚、もっともっと観たいです。
エイミーの木村奏絵さんの歌声って、甘い可愛らしさがある声で、松田聖子さんの若かりし頃の歌声とちょっと似たところがあると思いました。
前方席は俳優さんの表情がしっかりわかるのでよかったけれど、
あのフローが天に召される時に歩いて行く道に光る照明
それからラストの天井に光る無数のランタンの光
それらが見えなくて、とてもとても残念。
照明の美しさを観るには、もう少し後ろの方がよさそうです。
私が持っているチケットもあと2枚。
次回はますます観客席も熱気を帯びてくることでしょう。楽しみです。