今日は広小路亭定席へ

勉強に行きました≧(´▽`)≦




トリは、宝井琴梅先生の

新吉原百人斬りヘ(゚∀゚*)ノ





佐野次郎左衛門さんが

お気の毒だわ(ノω・、)

と思いながら勉強させて

頂きましたが、話の中に







「おおまがき」

という言葉が出てきました。






漢字では

「大籬」と書きます。






おおまがきって何だろう(°ム°)b?





灰色のお団子みたいなやつかな?






それは蕎麦がきか(;^ω^A





なんて思っていると

吉原での最高級格の見世を

指す言葉と解説して下さいました(^人^)




でも、何でおおまがきって

言うのかなぁ~(^~^)




神田すずの七転び八起き
じゃん♪

ネットで拾ってきました(^-^)/



以下解説。



大籬(おおまがき)⇒最高級の見世

半籬(はんまがき)⇒中くらいの見世。

籬の四分の一があけてある。

小格子(しょうこうし)⇒小さい見世。

格子は下半分だけ。





吉原の見世は

格によって分類されているんですね。






でもこれ、

おおまがきはいいとして

半籬や小格子の、四分の一あけるとか

格子は半分ってのは

どういう意味だろう???





建ぺい率みたいなもので

土間とかを空けとかなきゃ

いけないのかな(゜ρ゜)





なんて悩むこと約三十分

やっと図の意味がわかりました(*゜▽゜ノノ゛☆






神田すずの七転び八起き
こちらは、中くらいの見世

中見世(なかみせ)を書いた絵です。





籬(まがき)には

竹などで荒く編んだ垣根

という意味もあります。





ここでは転じて

遊女が姿を見せるための

格子のことを籬と呼びます。





大籬とは全面格子が張られている。

中籬は、上図のように四分の一は

格子がはまっていない。

小格子は、下半分しか格子がない。





最初の図が表しているのは

土地の使い方ではなく

格子の作り方だったんですね(/ω\)





ちなみに

大籬は別名、総籬(そうまがき)

ともいいます。




つまり

籬が一番大きいから

大籬なんだと

やーーっと理解したのでした(´∀`)





現代では高級店かお手頃店か

外見から判断出来ない場合がありますが

吉原の見世の格は

誰が見ても一目瞭然だったんですね。





これでいつ

新吉原百人斬りの続きを聞いても

安心して楽しめます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:






今日はちょっと長くなりましたが

知らなくてもなんら問題ない無駄知識。

私の復習も兼ねてお付き合い頂きました。

ありがとうございました(*^o^*)