今更ですが、去年まで
西遊記を連続読みしておりまして
長安から天竺まで旅をした訳です。
そのなかで
思い返せば、猪八戒ってのは
すごくひどい奴だよね。
先日そんな話をされました。
猪八戒というのは基本的に
三十六般変化の法を心得ていて
武術もそこそこ、空も飛べます。
しかし
底なしの大食漢、女好き
ところかまわず昼寝をする。
大した欠点ではないようですが
他人様の食料でも平気で食べる。
美人なら怪物でも守備範囲。
人を待たせて昼寝をする。
敵と戦っている最中
自分だけ助かろうと逃げ出す。
などなど
そんなことをするから
時々仲間割れをしたりします。
ひどい奴ですよね。
でも憎めないんです。
ご承知の通り
も~最悪~、の一歩手前で
ちょっぴりいい所を見せるというやつです。
もう駄目だ~ってところで引き返して来たり
意外と無邪気に説得を受け入れたり。
雰囲気的には
感じの悪いところが98%で
いい所が2%という割合でしょうか。
少ないいい所を、最大限に
発揮しているというところで
どっちが真かという解釈はありますが
いずれにせよ、得なやつと思います。
何故、こんなことを申し上げるかというと
ひどい奴と言われたときに、八戒のために
気の利いたフォローが出来なかったので
ここで代わりに弁解をしてみました。
その人は、100%このブログは
読んでいませんけどね(;^_^A
しかも、こんなに書いて
現代生活に応用する方法まで
考えていないという・・・・・。
いずれ考えます・・・・。
でも、読むほうと致しましては
こんなに面白いキャラクターはありません!
猪八戒大好きです♪