元旦から、自分の名前を毛筆にしてもらって、
うれしいので、名刺を試作している、鈴文です。
前回のお話はこちら→毛筆名刺の試作①
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さて、名刺なのに、どうにもご祝儀袋;;のようだった前回。
原因は、『白い背景がある』ということかな?と思いました。
どういうことかというと…
(今度はなんだか、開店祝いの花輪のよう?)
↑のように、
いただいたデータそのままだと、
背景と文字の間に、白い余白部分が入ってしまい、デザインの自由度が下がります。
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そこで、トレースして、背景に直接、毛筆を載せられるようにしました。
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あと、色も、元の墨の濃淡を生かしつつ、背景となじむように変えられます。
そうすると…
背景が、毛筆とぎりぎりまで近づけるので
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↓
こういうことも、自然にできます。
…って、結局、デザイン、ご祝儀袋っぽいまま?!
気に入っているのかも
あと意味的にもいいんですよ、これ。
なぜかというと、
『買うだけじゃつまんない。作ってもみたい人のための鈴木文具店』
という鈴木文具店を運営しているので、
名刺には、そんなようなことを書きたかったんですね…
参考までに、
昨年、毛筆をいただく前に作っていて、ボツになっていた名刺をご紹介します。
↓
毛筆がないと、インパクトがぐっと下がりますね!
(色も地味ですが;;しかも読みずらい!)
(しかも、名刺らしさが、さらに感じられない…)
…デザインや色は、さておき;;
『つなぎます』って書いてあります。
そう、
私は、『作る楽しみ』 と 『買う楽しみ』をつなぐ人になりたい。
だから、ご祝儀袋にある『水引』は、
『つなぐ』感じがしてすごく気に入ったわけです…