夜10時頃最寄り駅で定期を買っていたら、
いきなり男の子(同世代)の声で、
「相川さん(旧姓)?」
と呼ばれた。
びっくりして、
「ハイ?」とか言って振り返ったら、
其処に佇む見知らぬ人。
私を「相川さん」と呼ぶ同世代は、
同じ小学校だったやつらしか思いつかないが、
どうにもそいつの顔に覚えが無い。
「俺。覚えてる?」
知らんがな。
セイレンの稽古でグダグダだったあたし。
取り繕う余裕もなく
「あ、ごめん。全部忘れた。」
言葉を聞いた男子の笑顔が一瞬固まった。
自分の本名と当時のあだ名を名乗った。
ああ、そう言えばそんなやつもいたな、と、
いたような気がするな、と。
え、ていうか君、よそのクラスですよね?
同じクラスになったことありませんよね?
ぶっちゃけその当時、
私が名前を覚えていたかすら危ういです。
そういう相手に名前を知られてる。
小学校の頃からそんな感じだったんですね、あたし。
卒アルみて確認しようと思ったら、
卒アルどこかに紛失したよ。
これは、あれだね。忘れろっつー天の思し召しだね。
ていうか私、小学校の友達よりも
塾の友達のほうが仲良かったもん……。
やっぱり人間って言うのは
同じような人間を求めるもので。
知的水準が同じじゃないと話し難いよね。
男友達が一杯出来て嬉しい!
女子校出身の女友達と、
お互いに異性として認識しない男友達、
大好きだ!
わたしの『好き』は平等すぎて、
きっと男女の区別が無い。
でもそれでいいんだ。
彼氏が欲しいわけじゃないし。
馬鹿な話して、
肩を抱いて、
笑いあって、
そんな皮膚一枚分の距離を隔てた関係が、
わたしの最大の『好き』なんだ。
第九、ソプラノに決定しました。
発生のコツもちょっと教えてもらったし、
頑張ろう。