スージー、お姉ちゃんの学校の生徒達が台湾アニマルシェルターの犬を救っているよ、のレポートをする!
ハロー!ニイハオ!
ノアリーンママはね、最近ずいぶんお出かけするですよ。
シアトルではできなかった習い事を始めて、
中国語も英語で教える講師から習い始めて、
新しいお友達からたくさんお誘いがあって、うきうきと出かけていくです。
いろんな台湾のことを教えて下さるこちらでの生活が長い方たち、
一緒にイベントのボランティアをしたお姉ちゃんの学校の方たち、
同年代でぐっと仲良くなって何時間も気を使わずに話せて一緒に習い事を始めたお友達もできました。
台湾の身分証明書をもらって、ローカルの市場で買い物をするようになり、右も左もわからずオロオロしていた3ヶ月前に比べると、ずいぶん台北での生活に慣れてきたけれど、時々心は20年間住んだシアトルに羽が生えたかのように飛んでいくときがあるですからね、こうやってノアリーンママが寂しくならないように誘ってくださるお友達には、とても感謝しています。アメリカでも、アジアでも、友達の輪が広がるね。
だから、スージーはやっぱりいつもお留守番でしゅよっ!
なのでね、今日はお姉ちゃんの学校での活動で、スージーが好きだったことをお話するですよ。
お姉ちゃんの学校の3年生たちは、アニマル・台湾・シェルターにいる犬たちの“スポンサー”になっています。一クラス一匹の犬のスポンサーになり、みんなでその犬たちの食べ物と健康維持にかかるコストを受け持ちました。
そのコストをカバーするために、生徒たちは家族の協力を得て、家でのお手伝いやコミュニティーのお手伝いをしてお金を集めました。遊ぶ時間を我慢して公園のそうじを受け持った生徒もいたし、学校の休み時間を使って、学校全体の各学年の休み時間にベークド・セールをしてお金を稼いだクラスもありました。
このベークド・セールで売ったクッキーやケーキも全て生徒たちが自宅で遊ぶ時間を我慢して焼いたものでした。家族も一緒に協力しました。ついでに粉や砂糖を計るときには算数の計測のお勉強も同時にしながらね。。。生徒たちは自分たちでベークド・セールの宣伝ポスターも手作りし、その効果があって、アニマル・シェルターには台湾ドルでNT$19000も寄付したのでした。
ほかのクラスの生徒たちはね、台湾のローカルのひとたちの助けを借りて、バンブー(竹)の植え方・育て方を学びました。そして生徒たちによって育てられたバンブー(竹)の小さな鉢は売られ、売上金は台湾ドルでNT$10000にもなり、それもアニマルシェルターに寄付されました。
生徒たちは、自分がしたいことを我慢してほかの生き物たちを助けることの尊さ、大変さ、そしてそれがどんなに自分たちの幸せにつながるかを自ら体験したのです。
スージーはね、この子たちはきっと大人になっても、必ず自分たちにできることを見つけて地球を守っていってくれると思うですよ。