スージー,サンクスギビングの日に,あざらしを救おうとしているマーティン君の話をする. | シアトル郊外のスージー

スージー,サンクスギビングの日に,あざらしを救おうとしているマーティン君の話をする.

ハロー!



シアトル郊外のスージー

(ほんっとに,おふざけファミリーですみません..)





今日はね、アメリカのサンクスギビング(感謝祭)です。

スージーは、今日はニューヨークに住む10歳の、マーティンっていう男の子の話をします。The Humane Society Of The United Statesのニュースになりました.スージーは、マーティンみたいな子達に、ありがとう!って感謝したいんです。



マーティンはね、幼稚園のときからお気に入りの動物がいます。

それはね、Seal(あざらし)なんです。マーティンが行っていた幼稚園にあざらしのぬいぐるみがあって、マーティンは毎日ママにそれを家に持って帰りたいようと駄々をこねて困らせました。



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(この娘たちも,ノアリーンママをよく困らせます.)



数年後、マーティンがインターネットでママと好きな動物たちを見ていたら、突然ママがマーティンの目を手で隠したことがありました。ママはある画像をマーティンに見てほしくなかったのでした。

それがどんな画像なのかは、当時6歳だったマーティンにはだんだんわかってしまいました。その画像は、カナダのあざらし猟 の写真で、マーティンの好きなあざらしの赤ちゃんは、毛皮商品のために無残な殺され方をして捕獲されていたのでした。



マーティンはのちに、あざらし猟は違法ではなく、法律で認められていることも知ります。



マーティンは、“あんなに可愛くて美しい動物が必要のない毛皮のために殺されていることを知ったときは本当に怒った!”のでした。




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(毛皮を着なくても,人間は全然生きていけます.)



マーティンは学校の先生に、自分はあざらしを救うために、ある子供クラブを立ち上げたいと話します。“The Seal Saver’s Club”と名づけられたそのクラブはそれからどんどん仲間を増やし、みんなでビーズでブレスレット手作りし、それを1ドルで売り始めました。ブレスレットが売れるときには、必ず、“Save a Seal”, “No Fur”というメッセージをブレスレットといっしょに渡します。


このクラブの最初のブレスレット活動でマーティンは1000ドルの収益を上げました。そしてそれは、The Humane Society of United States (HSUS)のあざらし猟反対キャンペーンに全て寄付されたのでした。



HSUSで話題に上ったマーティンのこの活動は知れ渡り、全国から注文が届きます。



そしてこの活動はディズニーの目にも止まり、マーティンは、ディズニー主催の“小さなボランティア”という賞で、5000ドルの活動資金を勝ち取りました。

マーティンはこの半額を自分の学校に、そして残りの半額をHSUSの社長を自ら訪れて小切手を渡して寄付しました。




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マーティンはね、話すのに少し問題があって、スピーチセラピーを受けているんです。



でもね、あざらしを救うために発表をするときには、マーティンは躊躇もためらいもありません。マーティンは、セラピストさんの前でも、ある大学でも、HSUSの本部でも発表をしています。

マーティンはね、あざらしが一匹も殺されなくなるまで、この活動をやると決めています。注文が多くなり、マーティンのおばあちゃんも叔母さんも手伝ってくれています。マーティンはそのうち、スーパーマーケットや食料品店にも出向き、カナダのあざらし猟がなくなるまで、カナダからの商品を売らないでほしいと交渉にも行きたいんですって。




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スージーはね、思うでしゅよ。

マーティンの決意はきっといつか答えが出るでしゅよ。

だってね、マーティンの活動をこうして見ている人たちがたっくさんいるでしゅからね。マーティンのあざらしへの愛情が、多くの人の心を動かすでしゅからね!


サンクスギビングデーに、スージーを抱きしめて大切にしてくれる家族のみんなへ、



そして勇気ある行動を起こして動物たちの命を救おうと頑張っている子供たちへ、



そしてそして,いつもスージーのブログにこうして来てくださる,みなさんへ,



あ・り・が・と・う!

またね!