私は英語のリスニングとリーディングとTOEICではほぼ同じくらいのスコア。リスニングが圧倒的に弱いと言われる日本人の中では差ほどリスニングを苦手としていないと受け止められることが多い。


でも、本人的には全然聞けていないイメージ。ニュースのヘッドライナーのような、アナウンサーの美しい発音などは問題ないが、アラブ英語、アフロ英語とか凄い苦手だし、アメリカ英語の日常会話とか、最早英語として聞き取れないときもある。


それが、聞き方を変えたことで最近はスピード感が強くなったみたいで以前よりゆっくり発音しているように聞こえだした。


その聞き方とは、シラブルを意識したリスニング方法。


英語を学ぶ非ネイティブたちのほとんどが躓くのが英語のリンキング。単語同士をつないで発音するのがリンキングで、リエゾンとも呼ばれる。つまり、ひとつひとつの単語を区切って話さず、ある一定のひとまとめにして話すことでスピードも増すし、知っている単語とは違う発音に聞こえて混乱しやすい。


以前はこのリンキングをかなり学んでリスニング能力が上がった記憶がある。


今回話すシラブルとは、前述のリンキングが完成された形の文章を発音の文節に切って整理する考え方。単語によっては2文節以上に区切られることもある。


I don't want you to come here.

あなたにこちらに来て欲しくない


と言う英文例、多くの日本人は


アイ ドント ウォント ユー トゥ カム ヒアー


と発音するだろう。

これをシラブルで区切ると


ア ド  ワン チュタ カン イア


的になる。多分。カタカナでの表記は限界あるが、この発音を聞きながら元の英文が自然に頭に浮かんでくるようにトレーニングしていく。


トレーニング方法も簡単で、全ての英文をカタカナ読みは絶対にせずシラブル文節で呼んでいく。


リンキング同様に初めは膨大な時間が必要だろうが、ある程度理解できれば自然に入ってくるはず。最初は単語や文章の意味は判らなくても発音をしっかりキャッチしていく。知らない単語でもスペルがなんとなく想像できれば良いと思う。ディクテーションのようにきっちり答え合わせしなくても量をこなせば良さそう。


実際にこれで速いっと思ってたフレーズにどんどんついて行ける。


これは凄い。


と言う訳で今回はシラブルを紹介してみた。良ければトライしてね。