塾生たちの英会話クラスが今日からいよいよスタートします。今回はlesson2の発音について彼らと時間を過ごすつもりです。

We'll have a class tonight with the lesson2 : pronounces.

彼らのクラスに先駆けてちょうど良いシミュレーションにこのブログが使えそうです。

さて、今回もwantの続きです。

産まれたばかりの子供は誰も話せません。母親など周りの大人たちとの信頼関係から一つずつ言葉を学びます。この繰り返しが2年ほど続くと自然に言葉が出始めます。私達の限られた条件の中でこれと同じことは到底できません。また、一旦日本語が頭に入ってしまっているので日本語で考える癖がついてしまっているのでなかなか手ごわいものです。

レッスンの前の前置きが長くなってすみません。もう少しおつきあい下さい。

現在の私はピアノの猛特訓中で、左手が腱鞘炎手前の状態です。ピアノで曲を弾く際に初めは楽譜に目をやり、指を鍵盤に落とします。ある程度その曲が弾けるようになると楽譜を見ただけでスラスラ弾けるようになり、やがて楽譜が無くても暗譜できてしまいます。更に私達がやっているアドリブの音楽ではどんどんと音やリズムを入れ替え感性で弾いてゆきます。この時点で自分が弾いているメロディーを楽譜にイメージする事はありません。

以上の楽譜を日本語、ピアノを英語と考えてみました。初めのテーマとなる一文は日本語でしっかり学びます。そしてその文をできるだけ自分の思い通りにアドリブさせていけばやがて自由に英語が話せると思いませんか?

そこで以下のような例文を作ってみました。

teacher or Mom: Hey you, do you want chocolate?
student or kid: Yes, I want it.

chocolateのところを色々な物に置き換えて次々に質問します。
生徒は好きなら上記の通りに、そうでなければ No, I don't want it.
と答えていきます
これをひたすら繰り返します。
ある程度慣れてくると理由を後に加えます。
Yes, I want it, because I like it.
ほかには because I'm full. お腹いっぱいだから
because it's yummy! それ美味しいから
it's cool 格好いいから
It's pretty かわいいから
などなど

一つ一つの文章はできるだけ短く簡単な方がよいと思います。
長ければついつい訳してしまう癖がでてしまいがちだと思うからです。
I love you.の文章をいちいち訳す人はそういないでしょう。
できるだけ感覚的に捉えられる文章で頭の中に英語の領域を作らない限り英語で考えることなどできません。

今日は長くなってしまいました。多分この続きはまた来週だと思います。

ではでは