アンプの広告塔 | ウィザードルーグ

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キャデラックに乗って火星の舞踏場へ

先週たまたまUKのebayでゲットできたマークが一年ほど使っていたアンプ、Vampower の宣伝広告の切り抜きを発見。71年のものですが、Tレックスが正規の広告塔になっていたと分かりました。


一台100ワットづつなんで、ステージは強烈な暑さと爆音です。T.REXはVampower で白鳥に乗るなんてフレーズが付いてます。また、カンパニーはKent州になってるんですが、当時マーク自身はロンドンに住んでいたので、このアンプを誰かと一緒にいじって作り上げたなんて話も読みましたが、結局のところ1年だけの使用で今はヴィンテージのコレクターアイテムになってますね。秋間さんとかが持ってるし…


このアンプ、電気の武者のアルバムカヴァーにも出ているし、ウェンブリーのコンサートでも壁のように積んでありますよね?正に70年代のロックの黄金期の象徴ですね。アンプや、機材に凝るということは、ミュージシャンとして商売道具を研究し、最高のサウンドを造ることに時間を惜しまないのです。


ただ彼の場合、というか当時の手作りな音を今ではオモチャで再現しようとしたり、20世紀ボーイの音はどうやって出すんですか?なんて質問も見ますが、はっきり言って無理でしょうね。


いくら同じ機材を使用してTレックスのサウンドを真似ても、ボランのギターサウンドを造ることは無理です。ジミー・ペイジの真似はできても、ボランは無理です(笑)


だからなんだろコレ?何か変じゃない?でいいんです。昔ギターのレッスンに行ってた時に、あまりあちこちいじったり、改造しないコト!とか訳の分からんことを言われたの覚えてますが、音楽のサウンド作りは、正にあなたの個性そのものなんで、思い付いたら大いにバシバシ自己流でやっていただきたいね。ソレは何につけてもだけど、生き方もそうだよ。


色々な人が色々な事をいう…アンタのギターアンプは音がデカ過ぎる!なんて言われたら私は、それでいいのだーと言ってあげるよ!


だって、ロックンロールはマジックなんだから


Keep a little Marc in your heart 

いつも小さなマークをこころに💜