最近、KTVに行く機会がちょっと増えてきました。といっても月2回

あるかどうかですが。


中国の風俗産業ではもっとも面白いと言われているKTV、これを

体験せずして中国駐在員(エロ)とは言えません。今日は以下に

その情報を書いていきたいと思います。


なお、ここで述べているKTVとはすべて中式KTVを指します。

上海などには日式KTVがありますが、蘇州にはおそらくありません。

KTVと言えば、すべて中式KTVです。


今回は新区商業街の北側にある湯田温泉の東側(同じ建物)に

あるKTVについて、商業街にあるような日式クラブとの比較を

交えながら、レポートをしたいと思います。ちなみにこの店の

名前は花園倶楽部です。


まずこのKTVの主な客層なのですが、これは「お金を持っている

中国人」であり、中国のいわゆる勝ち組の連中がメインとなります。

遊び方は商業街にあるような日式クラブとはまるで異なります。


店に入ると、店内の装飾は洋風で豪華なつくりのところが多いです。

高級感が大事な施設ですね。中はすべて個室で構成されており、

カウンターや一人用のソファー席などはありません。


今回は最初にお金のことから書いていきますが、このシステムも

日式クラブとは全然違うので注意が必要です。料金は以下の

ような構成になっています。

・部屋代

・小姐へのチップ

・ママ、服務員へのチップ

・お酒代


まず部屋代が発生します。これは大きな部屋なら1,500元ぐらい

する高い部屋から、4人ぐらいなら500元ぐらいの安価な部屋まで

あります。日本人はこれを一緒に行った人数で割ることになるで

しょうね。この部屋代を最低消費と呼びます。この部屋代分までの

お酒を買うことが出来ます。それ以上にお酒を飲んだ場合は、

追加でお酒代が発生することになります。


今回私が行った時の部屋代は880元だったのですが、それを

700元にまけてもらって、当然ながら700元以内のお酒で

済ませました。これ以上のお酒を買ったのでは、まけさせた

意味がありませんからね。


そして小姐のチップですが、この店は300元でした。蘇州は

先日レポートした木読のような店ではなく、正規のKTVだと

チップは200元~300元となっています。相対的に300元の

店が多くなっているようです。なお、KTVの小姐にとっては、

店内の収入はこのチップのみです。持ち帰りなどをした場合の

お金は別途あるとして、もし客が付かなければ、その日の収入は

ゼロで、日式クラブのように固定給はありません(日式は

月1500元程度の固定給がある)。ある意味生存競争は厳しいです。


さらに、ママと服務員へのチップですが、KTVでは服務員と言うのが

付くことが多いです。カラオケを入れたり、お酒を作ったり、まさに

雑用係ですが、この子にチップが100元ほどかかります。たまに

この服務員に可愛い子がいるらしいですが、この子は指名できない

のが普通です。ママにもチップ100元程度(今回部屋にべたつき)

で、部屋代と合わせて、合計で、一人当たり600元ぐらいかかる

のがKTVの一般相場といえそうです。この点日式クラブなら、

キープがあれば300元ちょっとなので、少し割高に感じます。


最初に、ママと金額交渉をします。KTVだし、全員が初めて行く

店なので、これを省くのはかなり危険です。きちんと交渉して、

一人当たりの金額を幾らと固定で決めておくのが良いと思います。

今回は一人570元と決めるまで10分以上も時間をかけて

交渉しました。


この時間はロスには違いないですが、後で安心して遊べると

思えば、あまり適当なことをしないほうが良いと思います。


さて、ようやく小姐の顔見世です。蘇州日式クラブだと小姐なんて

せいぜい10人ぐらいの事が多いので、一度に全員が並びますが、

KTVではそんなことはありません。この店も相当数はいると

思います。まず1巡目で10人強が並び、ママの掛け声で一斉に

「晩上好」と言ってから、右端から出身地を言いながらお辞儀を

していました。この辺の教育はきちんとなされているのが木読の

小姐との違いですね。それがそのままコストとの違いにもなる

わけですね。市場の原理です。


この店では顔見世の時に出身地を言うようで、これはなかなか

面白いですね。さて、その間に品定めですが、この中に明らかに

好みのタイプが一人いました。色白細身のストレートロングの

小姐でした。


今回一緒に行った友人達は比較的大人しい人ばかりなので、

指名の時もそれほどガツガツしません。選んだもん勝ちの状態

なので、遠慮無くさっとその子を指名して横につけました。

安徽省出身の20歳の小姐でした。


他の友人のうち、この前の木読でも登場のS氏は、やはり

1巡目が1番良いと思っている節があり、ここで指名し、

残りのメンバーは2巡目にかけました。


さて2巡目、同じく出身地を言っていった訳ですが、その中に

ハルピン出身が居ました!なるほど小顔で、色白、スタイルが

良い感じでした。ルックスは私のストライクゾーンから少し

外れていたのですが、ハルピンというネームバリュー(笑)に

思わず、「おぉ~」声を上げてしまいました。すると友人の1人が

この小姐を指名していました。う~ん、ハルピン強しです。

他の友人のこの2巡目ですべて選び終えてしまったので、

3巡目を見ることが出来ませんでした。まあ、それなりの

レベルが揃っているということですね。


ちょっと長くなりそうなので、中途半端ですが、今日はここまでで、

明日続きを書きます。