東門の眼です。

今日は小紅の話です。彼女は最近、抜け毛に悩んでいます(爆)
はぁ?って感じなのですが、彼女は真剣だから仕方ありません。
なんと店まで辞めてしまっているのですから!

病院で先生に「早く寝なさい」と言われたので、あっさり辞めてしまい
ました。生活費どうするんだろ?と思うのですが、おそらく私をあてに
しているのでしょう。まだ何も言ってこないので、言ってくるまで待って
やろうとちょっと意地悪してます(笑)

病院でもらった薬(育毛剤と思われる)をせっせとつけて、早く寝て

います。早く寝るというのは育毛には非常に大事な事なので、それは

別に良いのです。。。

しかし問題は、彼女の理解度でして、真剣に悩んで切る割には、その
理解度の低さにあきれます。
私から見れば、寝不足の他に運動不足と偏食によって、毛根に栄養が

きちんと届いていないのだろうと簡単に推測できますが、彼女は私の

話はイマイチ聞いてくれません。中国語が下手なので説明がイマイチと

いうのもあるのでしょうけど、私が日本人であることの方が大きいよう

です。運動した方がいいよって言っても、まったく聞く耳持たずです。
私よりも友達の母親の親戚の話の方を信じています。「誰やねん、

それ!」と関西人でなくとも突っ込みたくなりますね(笑)
「アンタの知人の中では間違いなく最も科学的な思考をもった

人間だよ」と声を大にして言いたいところをぐっと堪えました(笑)

例の薬もなんだか漢方の匂いがして、ハッキリ言って効くのか?と

疑いたくなる代物で、日本の市販の育毛剤の方がまだマシっぽい

です。

そしてついにその友人の母親の親戚が、10年前に治療して実際に

治ったという病院に行くため、週末故郷に帰るとまで言い出しました。
どうもその病院に最高の薬があると信じているようです。なんかの

ファンタジー小説にでも出てきそうなフレーズですね(笑)
この激動の中国で10年前の治療の成果を聞いてわざわざそこまで

行くというのは、ちょっと「おいおい、正気か?」と言いたくなります。

しかも聞けばその親戚は男性だという。。。その薬も女性に適応する

ものではない可能性が高いと思います。も~行ってもまず無駄で

しょう。普通なら、こっちの病院でも治るところを探すべきとアドバイス

するのですが、例によって一度言い出すと、まったく聞き分けがない

ので、無理に反対せず、それなら帰ったらと言っておきました。
その後少し冷静になったのか、故郷の小紅の親戚がその病院に

いって情報を集めてもらってから行くと言っています。それでも行く

のねって感じですが。

ただ、ここでも小紅は、私に対して金銭的援助は一切言って

きません。故郷までの足代をくれとかも言わないですね。

この点は彼女の美点です。

しかし、これで週末に故郷に帰れば、私と会う約束はなくなって

私は予定が空きます。さてさて、どうしようかな~と思案中です。

アンホイを連れ込んでしまおうかとも思うのですが、土曜日は

絶対に故郷から電話をしてくると思われるので、ちょいとめんど

くさいですね。

この前少しだけ登場した商業街の愛想の悪い子が、メールでは

それなりに可愛いことを書いて送ってきてて、一緒にご飯食べたいと

いってきているので、こちらの対応をしておこうかとも思います。

いずれにせよ、小紅のおかげで少しお金がかかる週末になって

しまいそうです。