小満

二十四節季の一つ。太陰太陽暦の4月中 (4月後半) のことで,太陽の黄経が 60°に達した日 (太陽暦の5月 21日か 22日) に始まり,芒種 (6月6日か7日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではこの期間の第1日目をさす。気候的には初夏で,麦の収穫期にもあたる。昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (苦菜秀,靡草死,小暑至) に区分した。それは,にがな (苦菜) が山野にはびこり,なびきぐさが枯れ,暑さを感じる時期という意味である。 

 

芒種

二十四節気の一つ。5月の節にあたり、旧暦では4月末から5月上旬、新暦では6月8日ごろにあたる。イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を播(ま)く時節というところから芒種といわれる。現在の田植の時期は早まったが、昔の田植の時期はこのころであった。気象的にみると、梅雨入り(つゆいり)になりかかりのころにあたる。夏の季語。

食べ物 麦 そらまめ トマト キャベツ ズッキーニ ビワ 青梅 サクランボ キス かつお イサキ 鯵 イワシ タコ

花   泰山木 桐 紅花 卯の花