麻雀で相手の手牌を読むには、情報収集力、分析力の二つが必要です。
片方だけでは足りないです。

情報収集力とは、手出しツモ切りの他動作などの情報を正確により多く集める力です。

分析力とは、その情報を知能と知識を使って相手の手牌を推理していく力です。

手出しツモ切りだけを覚えたところで、分析力が低い場合、じゃあ何を切ればいいの?というところまでたどり着けないですし、分析力があっても、分析するための情報が無ければ、同じく何を切ればいいかまでたどり着けません。


捨て牌は手出しとツモ切りに分けるのが一般的ですが、私は悩んで切られた牌もいれて三種類に分けます。

同じツモ切りでも一旦悩んでから切られた牌は不要と判断するまで時間が掛かっていることになります。

早い手出しより、悩んで切られたツモ切りの方が手牌に関連してるかもしれません。

私は悩んで切られた牌はリャンメン固定が多少あると思っていて、逆に素早く切られた牌の跨ぎは若干安全だと思っています。
特にドラの早いツモ切りに対しては、ドラまたぎは結構通ります。
麻雀の読みについて、私は二種類あると思います。

牌理読みと、人読みです。

牌理読みとは、手出しツモ切りから相手の手牌を消去法で潰していきます。

人読みとは、相手の癖や動作、視線から手牌、待ちを特定します。

牌理読みは、勉強すれば誰でもできるようになると思いますが、人読みは才能です。

相手がどういう理由でこの動作をしたのか相手の立場になって考える必要があるので、とても難しいです。