■2024年6月6日(木)in 旭川&美瑛(美馬牛)
ホテルの無料送迎バスを予約していたお陰でスムーズに7:30にホテルを出発!
8:00発のライラック・カムイの自由席に乗車(駅では特急券のみ購入、乗車券はICカード)。
その後、ICカードを使うことがなく、札幌駅から出口を出ていない状態になり、翌日羽田から自宅に向かう時にエラーになる原因を作ってしまったのだが。。。。
9:25に旭川駅到着。
改札を通過せず、そのまま富良野線9:38発の富良野行きに乗り換えた。
出発まで時間があったが、すぐ乗り換えられたお陰で座れた。
1両編成なので、多くの人が立つ羽目に
目指すは美瑛駅の次の美馬牛駅
なんて素敵な名前でしょう
ICカード(PASMO)使えないので、現金払い750円。
そう、この後、ICカードを全く使用しなかった
これが羽田空港駅でのエラーの原因だった
美馬牛駅から徒歩ですぐのところにバナナの撮影場所で有名な「とぅもろう」さんがある。
6日は営業されておらず宿泊できなかったが、どうしても行かねばならない場所なのでお天気が気になりながらも、その日に美馬牛入りを決行。
お隣のレンタサイクルのガイドの山小屋さんで電動自転車を乗り放題3,000円でお借りして、スーツケースをお預けして、日焼け止め、帽子と準備OK
最高のロケーション
お勧めの場所を何点か地図に示してくださったし、バナナ秘話も教えてくださった。
撮影の日は公表されていないにも関わらず、人だかりがあったこと。
事前にお店には連絡があって駐車場としてお貸ししたこと。
結局、俳優さんにはお目にかかれなかったけど、撮影の雰囲気は伝わってきたこと(美瑛駅から田中君と美咲ちゃんがタクシーで駆けつけるシーン、早朝撮影とか仰っていた)
とぅもろうさんに宿泊されたら、三浦さんたちのお話聞けますよとのこと(次回絶対泊まりたい)
最高のおまけというか事前に調べていなかっただけだけど、本日とぅもうろうさんのお嬢さん夫婦が出しているお隣の大人気パン屋さんリッカロッカが13時openであること。
16時にはcloseされるけど、closeの前に売り切れてしまうとのこと。
貴重な情報ありがとうございました!
とても感じの良いレンタサイクル屋さんで、ほんと良かった
まずは、最大の目的であるとぅもろうさんのお庭を眺めさせていただくために、勇気を出して玄関へ。
今日はお休みで不在かな?と思ったが、ピンポーンを鳴らすと、中から女将さんが出てこられた。
図々しくも”春馬さんのファンでお庭だけ拝見して写真を撮らせていただいてもよろしいでしょうか。”とお願いすると、笑顔でご快諾いただき、宿の横から庭に入らせてもらえた。
わー素敵
あーここか
不覚にもうるうるしてしまい、お礼を言うまでに立て直さなければと慌てる
ここで、大泉さん、充希ちゃんと朝焼けのシーンを撮影したのね
楽しかっただろうなぁ。
※画像お借りしています
充希ちゃんの本「穴があったら入ります」でも、こう言っている。
「そこからまたしばらく経って、私たちはやっと一緒に仕事をすることになった。
ロケ地だった北海道はとても空が広くて、肺の奥まで空気を吸えた。
私たちは朝から晩まで一緒に遊んで、もう仕事なんだか旅行なんだか分からなかった。楽しかった。
北海道から帰ってくると、ハムちゃんは何故か私を「先輩」と呼ぶようになった。......」
楽しい現場でよかったなぁ何だか救われる。
”お嬢さんのパン屋さんが本日からOpenと伺いました。
売り切れ必至なので(そんなそんなと謙遜される)、Open時間にまた戻って来ます。ありがとうございました。”
と御礼を言って、電動自転車で教えてもらった「色彩の丘」に向けて出発した。
美馬牛小学校の前を通って向かう道中、反対側から1台だけ自転車に遭遇したぐらいで、基本的に道は空いていた。
綺麗なカラーの丘を想像していたが、まだ時期尚早で土色と緑だけ。
少ーしサルビアが色づいているぐらい。
そのせいなのかな、入園料も無料。
7月~8月は綺麗なんだろうなぁ。
次は、そこからそれほど遠くない「美瑛放牧酪農場」へ。
途中から牛さんたちが視線を投げかけてくれて、お出迎えしてくれて、なんだか癒される。
ここのソフトクリームが日本一とレンタサイクル屋さんが紹介してくださったので、ぜひ食べなきゃね
入口の食券(現金のみ)で購入。
チーズトースト、ソフトクリームと牛乳で遅めの朝食
あまりにもクリームが柔らかく、コーンもしなやかなせいで、持ったとたん崩れてしまったが、再度作り直してくださった
日本一という言葉に違わず、本当に美味しかった
牛乳も美瑛低温殺菌牛乳で美味しい
値段高めだけど、値段だけのことはある
チーズが濃厚で美味しかったぁ
チーズ工場の中を見学して(日本にもこんなに凄いところがあるんだね、春馬君来てないよね。訪問してほしかったなぁ)
牛さんたちが草を食んでいる小高い丘の上に昇った(靴底は石灰で消毒)。
見晴らしがよく、遠くに牛の姿も見えて気持ちがいい。
ほんと、空が広くて清々しい。
ぽつぽつ振り出してきた
チーズのお土産を買って、牛さんたちにお別れを告げて、パン屋さんへ向けて自転車を走らせる。
バイバーイ
結構振ってきた
これは、パン屋に行けとのお告げだなと思った
パン屋さんリッカロッカに戻ると、13:30で外に行列が
並んでいた女性2人組は、この日のOpenのために函館から7時間かけて運転してきたとのこと。
そんなに人気なのね
ひっきりなしにお客様がいらっしゃる。
お店の中でパンを温めて食べることができるようになっている。
ベーグルとアンパンを持ち帰り用に買ったけれど、店内でコーヒーとともにいただくことにした(こちらも現金のみ)。
とぅもろうさんと庭続きになっていて、窓枠がまるで額縁のようになっているのに感動した
絵画の様🖼️
店主さんに確認したら、そういう意図で作ったと。
午前中、お母さまの許可を頂いて、宿からお庭を写させていただきましたと伝え、春馬さんたちはこちらには来られたのですか?と聞くと、いらっしゃる時間はなかったのですが、パンはいくつかお土産で差し上げましたと
きっとベーグル食べて「うまい!美味しい!」と言ったに違いない。
何時間もかけて買いに来る方の気持ちが分かった。
本当に美味しい
いいなぁ。この辺に別宅ほしい!!
雨宿りを兼ねてのあんパンとコーヒー、とても美味しかった
店内に誰もいなくなるまで、居心地よくて長居してしまった
天気が持ち直して来たので、また来ることを誓って、「かんのファーム」へ。
ここも時期尚早。まったくお花が咲いていない。
引き返して、「クリスマスツリーの木」へ。
人っ子一人いない道を自転車を走らせ着いた場所には、英語、韓国語、中国語で注意書きが
畑の中に入ってポーズ取って写真撮影している人が多いのだろう。
私有地だから絶対入らないという最低限のマナーは守ってほしいな。
なぜ、丘に木がぽつんとあったりするのか?には諸説あり。
その一つが、かつて農業に馬の力を利用していた時代、馬をつないだり、日陰で涼しく休んだりするために植えられたとの説や、馬が亡くなった場所に記念として木を植えたという説など。
いずれにしても、今や観光資源として素敵な景観を作っている。
いつまでも、美しい美瑛の町が守られますように
まだまだ回りたかったが、寒いしお花の季節には早かったので、16:18の電車で旭川駅に戻ることにした。
自転車を戻し、スーツケースの御礼を言って無人駅の美馬牛駅へ。
駅にはそれでも私を含めて4人ぐらいお客さんがいたが、帰りも座れたのでラッキーだった。
17時過ぎにホテルにチェックイン。
さて、温泉に入る前に何食べようかとGoogleの評価で高いところを探したところ、旭川ラーメンのお店「らーめんや天金」が出てきた。
歩いて行ってみることに。
並んでいたが、それほど待たずに入店。
正油ラーメンがうまいとのことなので、”正油ラーメン”と”いくらごはん”を注文(今日は炭水化物と乳製品ばかりだー)
竹馬のラーメンと比較して、味は濃いめ、麺は縮れ麺、私はこれも好き
いくらごはんも美味しかった(小樽で昔食べた、いくらの衝撃はなかったけれど)。
店内には沢山のサインが飾られていた。
民主党が政権を握っていた時の前原さんや蓮舫さんのサインもあった
地元では有名な人気店なのですね。
音尾さんも旭川出身なので、来たことあるのかな?サインは探し出せなかったけど。
帰りの便AIRDOの機内の音楽放送のMCが音尾さんで旭川出身と知った。
お顔とは裏腹に甘い声でした
店を出た時も並んでいた。
ぶらぶら歩いて、井上靖さん(出生地は旭川、出身地は静岡県)の石に刻んだ詩碑など目にしながらホテルへ戻る。
Wikiには、”『私の自己形成史』の中の<自然との奔放な生活>には「この少年時代を過ごした原籍地の伊豆が私の本当の意味での郷里であり、ここで私という人間の根底になるものはすべて作られたと考えていいようである」と記している。”とあるので、旭川はそれほど人格形成に影響を与えていないようである。
明日は、旭川が生んだ偉大な小説家、三浦綾子の三浦綾子文学記念館に行くことになる。
北海道は、不倫、恋愛文学の最高峰を生んだ作家たちの出身地と、勝手に思っている。
三浦綾子の「氷点」、原田康子の「挽歌」、渡辺淳一の「失楽園」などなど。
豊かな自然、冬の暗さ、寒さ、森の怖いほどの美しさなど、気候、風土がもたらすのかなぁ
ミステリー作家の宝庫とも言われているらしい。
ホテルに戻って、ラジウム人工温泉で貸し切り風呂状態で疲れを取って、本日もぐっすり
明日は、折角旭川に来たのだから、バナナとは離れて「旭山動物園」に行くことに!