シャボン玉 無数に広がったシャボン玉。その一つ一つに物語があったら面白い。ゆらりゆらりと空中を舞って、いつか弾ける。まるで長くは続かない2人みたいだ。 幸せな時間はあっという間にすぎる。弾けて消えたあと、何も残らず、ただ虚しさだけが胸を埋め尽くす。それでも僕たちはまた同じようにシャボン玉を膨らませるのだ。消えてしまう事など考えず、目先の快楽に溺れている。でも、膨らませないと消えないもんね。なんて、都合の良いことばかり考えて。今日もシャボン玉を膨らませた。