騎乗していた福永洋一が落馬。
落馬による脳挫傷。
奇跡的に命は救われましたが、
重い後遺症が残りました。
福永洋一
騎手として大活躍し、現在は調教師の
福永祐一の父です。
日本最高の騎乗技術と感性と
アイデアが満ち溢れた騎乗で
多くの競馬ファンを魅了した
最高のジョッキーでした。
◆福永洋一の、
あの毎日杯での落馬→騎手引退がなければ、
日本の競馬は大きく変わっていたと言われて
います。
武豊の全盛期に、
「天才・武豊」という表現が使われましたが、
真の天才は福永洋一だけです。
福永洋一の落馬事故以降、
JRAはレース中の斜行や危険な騎乗についての
処分を厳格化しました。
競馬専門紙やスポーツ紙の出馬表の
前走成績欄に、
◆挟まる
◆直不利
◆前塞がる
などの、前走のレースで不利があったという
記載がある馬がいたら、人気がなくても
その馬の爆走に、要注意です。
福永洋一の落馬事故以降、
JRAには、馬主や調教師や騎手から
「あの騎手がスタート直後に斜行した事により、
他の馬との間に挟まってしまい
スムーズなレースができなかった」とか、
「あの騎手の下手くそな騎乗により、
一番大切な最後の直線で前が塞がって
行き場がなくなった」などの
クレームがJRAに数多く殺到するように
なりました。
◆中央競馬を主催するJRAにとって、
最も嫌う事は馬主や調教師などの気分を
害する事です。
なぜならば、牧場で産まれたサラブレッドを
買ってくれる馬主がいなくなれば、
競馬は開催できませんし、
馬主が自分の馬の調教を委託する調教師が
いなくなれば競馬は開催できません。
つまり、中央競馬の主催者のJRAは、
前走で不利があった馬の馬主や調教師の
機嫌を取るために、次走で好走させる事により、
高配当を爆発させてくれるのです。
◆挟まる
◆直不利
◆前塞がる
上記以外にも、
◆出遅れ
にも要注意です。
もともと出遅れ癖がある馬もいますが、
ゲートの中で隣りにいた馬が暴れた事が
気になって出遅れたとか、
スタートした瞬間に隣りの馬がぶつかってきたとか、
その馬自身が原因ではない出遅れの場合、
JRAは次走でその馬を爆走させる事があります。
◆競馬専門紙やスポーツ紙の
前走着順は見る必要はありませんが、
「前走で不利があった馬」には赤丸をつけて、
ぜひ馬券を買ってみてください♪
★「前走不利馬の次走は、宝の山」です♪♪
(次号に続く)