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1979年3月4日、毎日杯でマリージョーイに


騎乗していた福永洋一が落馬。


落馬による脳挫傷。


奇跡的に命は救われましたが、


重い後遺症が残りました。


福永洋一


騎手として大活躍し、現在は調教師の


福永祐一の父です。


日本最高の騎乗技術と感性と


アイデアが満ち溢れた騎乗で


多くの競馬ファンを魅了した


最高のジョッキーでした。


◆福永洋一の、


あの毎日杯での落馬→騎手引退がなければ、


日本の競馬は大きく変わっていたと言われて


います。



武豊の全盛期に、


「天才・武豊」という表現が使われましたが、


真の天才は福永洋一だけです。


福永洋一の落馬事故以降、


JRAはレース中の斜行や危険な騎乗についての


処分を厳格化しました。


競馬専門紙やスポーツ紙の出馬表の


前走成績欄に、


◆挟まる


◆直不利


◆前塞がる

などの、前走のレースで不利があったという


記載がある馬がいたら、人気がなくても


その馬の爆走に、要注意です。


福永洋一の落馬事故以降、


JRAには、馬主や調教師や騎手から


 「あの騎手がスタート直後に斜行した事により、


  他の馬との間に挟まってしまい


  スムーズなレースができなかった」とか、


  「あの騎手の下手くそな騎乗により、


  一番大切な最後の直線で前が塞がって


  行き場がなくなった」などの


  クレームがJRAに数多く殺到するように


  なりました。


◆中央競馬を主催するJRAにとって、


最も嫌う事は馬主や調教師などの気分を


害する事です。


なぜならば、牧場で産まれたサラブレッドを


買ってくれる馬主がいなくなれば、


競馬は開催できませんし、


馬主が自分の馬の調教を委託する調教師が


いなくなれば競馬は開催できません。


つまり、中央競馬の主催者のJRAは、


前走で不利があった馬の馬主や調教師の


機嫌を取るために、次走で好走させる事により、


高配当を爆発させてくれるのです。


◆挟まる


◆直不利


◆前塞がる



上記以外にも、


◆出遅れ




にも要注意です。


もともと出遅れ癖がある馬もいますが、


ゲートの中で隣りにいた馬が暴れた事が


気になって出遅れたとか、


スタートした瞬間に隣りの馬がぶつかってきたとか、


その馬自身が原因ではない出遅れの場合、


JRAは次走でその馬を爆走させる事があります。


 ◆競馬専門紙やスポーツ紙の


  前走着順は見る必要はありませんが、


 「前走で不利があった馬」には赤丸をつけて、


  ぜひ馬券を買ってみてください♪


★「前走不利馬の次走は、宝の山」です♪♪


(次号に続く)