世の中には、白と黒・表と裏・光と影があり、
華やかな世界にも、必ず、どす黒く汚く、
とてつもなく壮絶で悲惨な裏の世界が隠されています・・。
華やかな宝塚歌劇団の中で行われていた「イジメ・パワハラ」。
宙組(そらぐみ)の劇団員の死・・・。
◆激震の騒動の中で実施される今年の宝塚記念・・
世の中のニュースに敏感なJRAは、
6枠に宙組の「ソラ」の並びを作ってきました・・
6枠 8番 カラテ
9番 ソールオリエンス
この2頭が激震の中 どのような走りをするのかどうか・・注目です・・。
◆去年の9月、宝塚歌劇団の宙組(そらぐみ)に所属していた入団7年目の
25歳の劇団員が、兵庫県宝塚市で死亡しているのが発見されました。
遺族の代理人の弁護士が、厚生労働省で記者会見を開き、
劇団員は劇団と業務委託契約を結んでいて残業時間とされる時間は
1か月277時間余りの長時間に達し、労災の認定基準を超えていたことを
明らかにしました。
また、上級生からヘアアイロンを額にあてられやけどを負ったり、
稽古中に「うそつき野郎」などと暴言を受けたりするハラスメントがあったと主張し、
劇団に対して謝罪と賠償を求めました。
遺族の両親は「娘は『どんなつらいことがあっても舞台に立っている時は忘れられる』
と言っていたが、つらさは忘れられる量をはるかに超えていました。
劇団は娘が何度も助けを求めたにもかかわらず、それを無視してきた。
劇団やパワハラを行った上級生が責任を認め謝罪することを求めます」とする
コメントを発表しました。
代理人の弁護士は「亡くなった劇団員は労働者と同じように業務にあたっていて
劇団が安全配慮義務に違反し、責任があることは明らかだ。
上級生との関係は一般の会社以上で異常であったと指摘せざるをえない」と話しました。
◆宙組劇団員が急死した宝塚歌劇団の親会社、阪急阪神ホールディングスの株主総会が
14日、大阪市内で行われた。
騒動後初の総会で株主からは厳しい追及が相次ぎ、会場では怒号も飛び交うなど
大荒れとなった。
男性株主は急死した娘役や「いじめ」に加担したとされる劇団員の実名を挙げ糾弾。
20日に宙組が約9カ月ぶりに公演再開することに触れ
「舞台に立つのであれば(当該劇団員を)この場に呼んでいただきたい」
などと詰め寄った。
これに対し大塚順一執行役員が劇団員をかばうような発言をすると会場からは
「関係あるだろう!」と怒号が飛び、角和夫代表取締役会長についても
「すぐに退任しろ!」などと声を荒らげる人もいた。