「馬券革命」という衝撃の書で、
「競馬は主催者によりコントロールされている」と
語ったサイン読みの元祖・高本公夫さんの名を
さらに高めたのが、園田競馬のダービー(全日本アラブ優駿)と
中央競馬のダービーとの「枠連」の連動の発見です♪
このブログの読者の中には、古くからのサイン読みのファンの
人たちもたくさんいると思います。
現在は、インターネットの普及などにより、
競馬に関する詳細な情報も入手できるようになりましたが、
以前は、関東と関西の相互発売もなく、
公営競馬のレース結果などを知る手段は
ほとんどありませんでした・・。
そのような状況の中で、高本公夫さんが発見したのが
園田競馬のダービー(全日本アラブ優駿)と
中央競馬のダービーとの「枠連」の連動です♪
正確に言うと、この連動は、高本さんが単独で発見したのではなく、
当時、高本さんの弟子だった東家銀治との共同発見でした。
東家銀治は、高本さんの明治大学の後輩で、
毎週金曜日の夜に、東京の後楽園ウインズ近くのビルで実施されていた
研究会で、熱く予想を語っていて、私ぼんじりも会話した事があります。
かつて、日本中に30ヶ所以上あった公営競馬場も、
廃止され続け、現在は15ヶ所になってしまいましたが、
公営・園田競馬は、大井競馬と共に、まさに東西の横綱としての
人気を誇る競馬場です。
■園田競馬のダービー(全日本アラブ優駿)と
中央競馬のダービーとの「枠連」の連動
↓
1985年 園田 5-6 東京 4-6
1986年 園田 3-5 東京 2-3
1987年 園田 1-6 東京 1-3
1988年 園田 5-6 東京 2-6
1989年 園田 6-7 東京 1-7
1990年 園田 3-4 東京 3-5
1991年 園田 5-7 東京 5-8
7年連続で
園田競馬のダービー(全日本アラブ優駿)と
中央競馬のダービーとの「枠連」が連動している事を
発見した高本さんと東家銀治。
◆この大発見を、公表しないつもりだった東家銀治と
公表した高本さん。
この事をきっかけに、2人の間に亀裂が入り、
東家銀治は、草島たかよしの名で独立して
独自のサイン読み作家の道をスタートさせます。
◆そして、迎えた1992年の中央競馬のダービー。
この年の園田のダービーの枠連は7-7で決まり、
サイン読みファンの中に、7枠に注目が集まる中、
JRAは、7枠に皐月賞馬のミホノブルボンを入れてきました。
私ぼんじりは、私ぼんじり独自のサインにより、
ライスシャワーが本命でしたので、ダービーの枠順が発表され、
ライスシャワーが7枠に入ったと知った時、
「よし♪」と叫びました・・♪。
■1992年・ダービー
【結果】
7枠の人気
↓
13番ライスシャワー 16番人気(2着)
14番ゴールデンゼウス 4番人気
15番ミホノブルボン 1番人気(1着)
枠連7-7 1370円
馬連 13-15 29580円の万馬券♪
前年の1991年の夏から「馬連」の発売を
スタートしたJRAは、ダービーで馬連万馬券を炸裂させる事に
よって、「馬連」という馬券の売上拡大をPRしたのです♪
1番人気のミホノブルボン本命ではなく、
18頭立て16番人気のライスシャワーを本命にして
この万馬券を的中できた事は、私ぼんじりにとって
とても懐かしい思い出です・・♪