昔からJRAが馬券の売上を伸ばすために使っている戦略は、【万馬券を炸裂させる】事です。
JRAは、本命党の競馬ファンにも穴党の競馬ファンにもたくさんの馬券を買ってもらいたいと常に思っています。
特に本命党の競馬ファンにもたくさんの馬券を買ってもらうために万馬券を炸裂させて、本命党の競馬ファンにも、【もしかすると、荒れるかも・・】と思わせて、馬券の買う点数を増やすように仕向けてきます。
JRAは、9月11日(土)の中京競馬の最終レースで、馬連103.690円の大万馬券を炸裂させました。
この大万馬券は、翌日の中京メインのセントウルステークス(G2)の売上に大きく貢献したようです。
日曜日の馬券は土曜日の夜からネットで買えますから、土曜日の中京最終レースの馬連10万馬券を知った本命党の競馬ファンの中には、セントウルステークスで普通は買わない穴馬がらみの馬券も買ったファンがかなりいたと思われます。
もちろん、穴党の競馬ファンもセントウルステークスも荒れると思って馬券の買い目を増やした人もたくさんいる事でしょう。
土曜日の中京最終レースの大万馬券による宣伝効果だけではないでしょうが、セントウルステークスは、
前年比32.2%アップという驚異的な売上となりました。
◆2020年セントウルS売上48億4077万1700円
↓【32.2%アップ】
◆2021年セントウルS売上63億9991万5300円
JRAの思惑通り、土曜日の中京最終レースで万馬券を炸裂させた効果は、かなりあったようです。
そして、セントウルステークスの結果は馬連590円という低配当でした。
土曜日の中京最終レースの大万馬券効果によりセントウルステークスの馬券をたくさん売る目的を達成したJRAにとっては、セントウルステークスの配当はどうでも良い事なのです。
【JRAは、馬券の売上を伸ばすために、万馬券という花火を打ち上げてPRしてくる】
皆さん、ぜひ、この事を覚えておいて、JRAが万馬券を出すタイミングを推測して高配当をゲットしてみてください♪