昨年は外国馬の参加がなかったジャパンカップ。
このジャパンカップを廃止する意見も出始めていますが、ジャパンカップが廃止にならない大きな理由があります。
その理由とは、ジャパンカップは、JRAの現在の理事長の後藤正幸理事長が早稲田大学を卒業後、1975年に当時の日本中央競馬会(現在のJRA)に入会してすぐに、ジャパンカップの新設に向けて数多くの努力をしてきた中心人物だからです。
ジャパンカップという国際招待レースを新設するためには、海外の競馬関係者たちにジャパンカップ新設の目的や意義について理解してもらう事が不可欠です。
当時、20代後半の後藤理事長は海外の競馬関係者を日本に招待して東京都府中市のスナックで、ビートルズの曲をギターで弾き語りで聞かせながら、ジャパンカップ新設について熱く語りかけていたのです。
そして、若き日の後藤理事長の努力が実り、後藤理事長が30歳の1981年に第1回のジャパンカップが開催されました。
若き日の後藤正幸理事長が苦労して新設したジャパンカップ。
去年、外国馬の参加がなかったからといって廃止にするわけにはいかないのです。
そして、今年のジャパンカップ。
さて、何が起きるのか?
次回の、このブログをお楽しみに・・。