
私ぼんじりの知り合いで、美浦トレセンで、長年にわたり厩務員をやっている人が、昔から私と会うたびに私に語る事があります。
それは、知り合いの厩務員が、どの騎手に聞いても、中央競馬の各競馬場のコースの中で一番難しいコースは中山の芝2500mと回答するそうです。
古くは、ストロングエイトとニットウチドリの枠連万馬券や、近年もダイユウサクやメジロパーマーやアメリカンボスやアドマイヤモナークやマツリダゴッホなど、数多くの大波乱の歴史を重ねてきた有馬記念。
昨年のジャパンカップで驚異的なレコードタイムで勝ち、今年の秋の天皇賞も快勝したアーモンドアイ。
ただし、中山競馬場で1回も走った経験がないアーモンドアイが、コーナーを6回も周回する難コースで、馬場が荒れている暮れの中山芝2500mを勝てるのかどうか?
アーモンドアイに騎乗するルメールは日本の騎手として活躍していますが、世界の競馬界では三流騎手の評価でしかないルメールに、世界の超一流騎手たちが、簡単に勝たせる事はしないはずです。
有馬記念で騎乗する世界の超一流騎手たちにより、ルメール包囲網が作られる可能性もあります。
ダイワスカーレットのような先行タイプの牝馬ならばコーナーを6回周回する中山芝2500mは走りやすいでしょうが、アーモンドアイは、ダイワスカーレット型ではなく、広い東京競馬場が得意だった牝馬のダービー馬ウォッカ型です。
アーモンドアイが消えて、大波乱を期待する今年の有馬記念です♪