
今朝、歯磨きしていた時、なぜか?馬の歯が思い浮かびましたので、今回は馬の歯についてのウマネタを書いてみます♪
人間の歯の本数は、男女共に32本ですが、馬は、牡と牝で歯の本数が違います。
馬の牡と牝の歯の本数が違う事は、あまり知られていませんが、牡にある犬歯4本が牝には無いので、牡は42本、牝は38本です。
プロ野球の打者や色々なスポーツなどで、瞬間的に強力な力を出す時には、歯を噛み締めるので、スポーツ選手たちは、歯をとても大切にしています。
歯が42本の牡馬と、38本の牝馬では、競馬のレースでの最後の直線での歯を噛み締める事により発揮されるパワーは、歯の本数が多い牡馬の方が牝馬よりも強いはずですから、牡馬と牝馬が一緒に走るレースでは、牡馬の方が先着すると思われますが、近年は牡馬よりも強い牝馬も現れてきています。
パワーの源の1つである歯の本数が多いため、牡馬が有利なはずの2007年のダービーを鮮やかに快勝した牝馬ウォッカが亡くなりました。
牡馬と牝馬を含めて、史上最強馬との評価もある、牝馬のクリフジ
通算成績は11戦11勝。
日本の中央競馬史上、10戦を超える戦歴を無敗で終えた馬はクリフジとトキノミノル(10戦10勝)しかいません。
現在で言うダービー、オークス、菊花賞を制して変則三冠馬と言われていますが、オークスと菊花賞を制した馬はクリフジただ一頭だけです。
ちなみに三冠馬は7頭いますが、ダービーと菊花賞という二冠馬は、クリフジの他にはタケホープだけです。
クリフジが勝ったレースの距離は1600mから3000m。
2着の馬との着差合計は80馬身以上で圧倒的な強さだった最強牝馬クリフジ。
世代を越えて、クリフジとウォッカの対決を、ぜひ見たかった私ぼんじりです♪