こんにちは。スナイプスキッパー4回生の谷口峻太郎です。3月21日に行った合同練習と、3月22日・23日に開催された同志社ウィークについて報告させていただきます。
合同練習(3/21)
3月21日は、スナイプチームが北海道大学ヨット部と合同練習を行いました。この日は風に強弱があり、常にオーバーパワーの状態でのセーリングとなりました。北海道大学の選手たちは、ヒールを抑えたまま上る技術や、波を捌くスキル、一つ一つの動作の速さが非常に優れており、学ぶことが多かったです。また、加速練習や艇を止める練習など、滋賀大学には足りていなかった練習方法もあり、今後取り入れていきたいと感じました。北海道大学の皆さん、遠方からお越しいただき、一緒に練習してくださりありがとうございました!
同志社ウィーク(3/22-23)
レースの両日ともに良い風が吹き、3月とは思えないほどの快晴で、ヨットをするには最高のコンディションでした。
3/22(1日目)
この日は平均5m/sほどの風が吹き、1~4レース目は上デッキまたはフルハイクの展開でした。個人的な課題であるスタートは今回も苦戦し、特に加速力の不足を痛感しました。また、風の振れが大きく、まっすぐ艇を走らせることが難しく、その差を強く感じました。一方で、上りでは中位につけられるレースもあり、セーリング自体で大きく負けることはなかったのは収穫でした。しかし、下りで崩れる場面が多く、改善すべき点が明確になりました。
3/23(2日目)
この日は準備不足があり、ロープが切れてしまい、一度艇庫に戻ることになったのが大きな反省点です。前日の強風を考慮し、もっとしっかり艇の確認をしておくべきでした。また、6レース目のスタートでは、上にも下にも速い選手に挟まれ、スタート直後の上り角の違いに驚かされました。質問会でその違いについて理解を深めましたが、改めて刺激を受ける経験となりました。この日も前日同様、下りで負ける場面が多く、艇速やコース選択、集団での戦い方に課題を感じました。しかし、負けた理由を明確にし、クルーと共有できたことで、次回以降の改善につなげられると考えています。
総括
今回のレースはビッグフリートの中で常に誰かと競り合う展開が多く、非常に良い経験となりました。最高順位は44位でしたが、競り合える場面が増えてきているのを実感しています。ただ、一度良い結果を出すだけでなく、平均して安定した順位を取れるよう、今後さらに成長していきたいと思います。